10月1日から、先日の10月15日にかけて行われたRainbow Six Japan Open Season3が無事終了いたしました。
70チームを超える参加チームから、見事優勝を果たしたチームはどこなのか振り返ってみましょう。
Rainbow Six Japan Openとは?
Rainbow Six Japan Openとは誰でも参加が可能な公式OPEN大会です。
全3シーズン制となっており、各シーズンの優勝、準優勝チームがRainbow Six Japan League 2023に向けた入替戦への切符が手に入ります。
また、上位4チームには各シーズンに開かれるRJL Playoffに進出できる権利が与えられ、オフライン会場にてRJL出場チームと対戦する機会も与えられます。
RJL進出をかけ、アマチュアチームからプロチームまでしのぎを削り合いながら戦い抜くRJLへの登竜門となる大会となっております。
予選ラウンド(10/1~2)
予選ラウンドでは全出場チームが8ブロックに分けられ、2日間をBO1ダブルエリミネーション方式トーナメントを戦い抜きます。
ブロックの決勝戦のみBO3となっており、選手たちは気が抜けない戦いを勝ち続けなければなりません。
この8ブロックで勝ち抜き、勝利したチームがファイナルラウンドに進むことができます。
ブロック勝者
- Aブロック優勝チーム
REALIZE - Bブロック優勝チーム
SchwarzerLand - Cブロック優勝チーム
Burning Core - Dブロック優勝チーム
父ノ背中 - Eブロック優勝チーム
TRIDENT - Fブロック優勝チーム
魚群 - Gブロック優勝チーム
PriNe - Hブロック優勝チーム
Chim Chim Team
ファイナルラウンド(10/9,10/15)
ファイナルラウンドでは全試合BO3のシングルエリミネーション方式トーナメントをブロック優勝を果たした8チームで実施します。
上位4チームにはRJL 2022 Playoffの出場権利が与えられ、更に優勝、準優勝チームにはRJL 2022入替戦の参加権が与えられます。
試合結果
準々決勝
- 第1試合
魚群 0-2 父ノ背中
1st MAP:オレゴン 3-7
2nd MAP:クラブハウス 4-7
前RJOから大幅な補強を行い、RJL入替戦に挑みたい父ノ背中に対するは入替戦権利をどうしても獲得したい魚群の試合は父ノ背中の硬い守りを打ち崩せず、魚群が敗退、父ノ背中が次の試合へと進みました。
- 第2試合
Chim Chim Team 2 – 0 REALIZE
1st MAP:高層ビル 7-4
2nd MAP:ヴィラ 8-6
今大会直前にチームを移籍し、心機一転で大会に臨んだREALIZEに対するは優勝候補であったLag Gamingを倒し今大会のダークホースとなったChim Chim Teamの試合はChim Chim側の連携力や戦術にREALIZE側は一歩届かず、Chim Chim Teamの勝利となりました。
- 第3試合
TRIDENT 2 – 0 PriNe
1st MAP:国境 7-2
2nd MAP:クラブハウス 7-3
Season2で劇的躍進を果たし入替戦権利を獲得しているTRIDENTに対するはグループG勝者のPriNeの試合
PriNe側は一時ラウンド有利を握っていましたが、終わってみればTRIDENTのチーム力が厚く、MAPスコア2-0でTRIDENTの勝利となりました。
- 第4試合
SchwarzerLand 2 – 0 Burning Core
1st MAP:クラブハウス 8-7
2nd MAP:高層ビル 2-7
3rd MAP:カフェ 7-5
RJO開幕直前にロースターが公式で発表され試合に挑んだScLに対するは元RJL選手等もロースターに居り、期待が寄せられているBurning Coreの試合は初戦から延長に入り白熱した試合を繰り広げ、SchwarzerLandが勝利しました。
準決勝
- 第1試合
Chim Chim Team 2 – 0 父ノ背中
1st MAP:ヴィラ 7-4
2nd MAP:オレゴン 7-3
先述の試合ではお互い危なげなくラウンドを取得し、実力を発揮できた両チームですが、準決勝に入り視聴者に衝撃が走りました。
優勝候補であった父ノ背中に対しChim Chim Teamは独自の攻めや戦術で翻弄し、終わってみれば2MAP共にChim Chimが獲得、決勝への道を進みました。
- 第2試合
TRIDENT 2 – 0 Schwarzer Land
1st MAP:オレゴン 8-6
2nd MAP:高層ビル 7-3
優勝候補にも挙げられていたBurning Coreを打ち破り準決勝に駒を進めたScLに対峙するは前RJOで3位のTRIDENT
初戦のテーマパークでは硬い守りを見せていましたが一歩及ばず、その後のオレゴンではTRIDENTの守りを打ち崩せず、TRIDENTがMAPスコア2-0で決勝に進みました。
3位決定戦
父ノ背中 2 – 0 SchwarzerLand
1st MAP:クラブハウス 7-3
2nd MAP:国境 5-7
3位決定戦では父ノ背中の実力が爆発しました。
1MAP目のクラブハウスではScLの守りもありお互いラウンドを獲られては取り返す戦いをしていましたが、攻守交代すると一転父ノ背中の守りに終始翻弄されスコア7-3で父ノ背中の勝利。
ここで負けられないScLは自pickの国境に挑みますが、終わってみれば7-1で父ノ背中の勝利でRJOの3位となりました。
また、父ノ背中は前RJOで準優勝に輝いて入替戦の権利を持っている為、今回4位になったScLに入替戦権利が付与されることになりました。
決勝戦
Chim Chim Team 2 – 1 TRIDENT
1st MAP:高層ビル 7-3
2nd MAP:国境 6-8
3rd MAP:カフェ 7-4
決勝戦へと進んだのは今大会優勝候補を数々と倒しダークホースとなっているChim Chim Teamと前RJOからメキメキと力をつけ続け決勝まで進んだTRIDENT。
ここまで独自の攻めを見せてきたChim Chim Teamは決勝でも止まりません。
1MAP目高層ビルでは攻撃でアドバンテージを握ったChim Chimが防衛に周り堅実な守りを見せ獲得。
2MAP目ではこのままではやられないとTRIDENTが激烈な攻撃を見せ5-1で折り返します。
しかしここでも攻撃に回ったChim Chim Teamがラウンドを重なっていき延長へと突入、ラウンド8-6でTRIDENTが2MAP目を獲得しました。
そしてDecider MAPのカフェではTRIDENTがChim Chimの攻撃に対応し防衛を3-3で折り返したが、ここでChim Chim Teamの固い防衛に阻まれ、7-4でChim Chim Teamが獲得。
マップスコア2-1でChim Chim Teamが勝利し、RJO Season3優勝を果たすこととなりました。
最終結果
1位:Chim Chim Team
2位:TRIDENT
3位:父ノ背中
4位:SchwarzerLand
見事RJO2022 Season3優勝に輝いたのはChim Chim Teamとなりました!
おめでとうございます!
そして、優勝のChim Chim Teamと4位のSchwarzerLandはRJL入替戦の参加権も獲得しました!