2月7日に開催したSix Invitational 2023が閉幕。最終日にはGrand Finalの1試合が行われ、ブラジルの強豪w7m esportsと名門G2 EsportsがBO5で対戦しました。2022シーズン全てのSix Major出場を果たす活躍を見せたw7mか、Lower Bracketから這い上がり、4度目の世界一を狙うG2か、約20万人が盛り上がった試合を振り返っていきましょう!
Grand Final
1st map: クラブハウス 5-7 w7m 勝利
2nd map: 銀行 7-2 G2 勝利
3rd map: カフェ 7-4 G2 勝利
4th map: オレゴン 8-6 G2 勝利
Decider: ヴィラ
Upper Bracket Winnerチームのw7mが最初に選んだマップはクラブハウスでした。ピックマップということもあり、攻撃において多彩な戦術がを見せ4-2で折り返しました。後半戦、G2が2ラウンド連取し4-4と追いつかれたw7mはこのタイミングでタイムアウトを行使すると、立て直しに成功し、先にマッチポイントを獲得しました。その後G2に1ラウンド取られたものの、w7mが12ラウンド目を勝利し、1マップ目を獲得しました。
続いてG2がピックした銀行では、Solisをバンしたことを十二分に活かしたG2が4-2とリードして折り返します。後半戦ではG2の防衛をw7mは崩し切ることができず、2マップ目はG2が獲得しました。互いにピックマップを獲得する形となりました。カフェでは前半戦はラウンドを取り合うシーソーゲームとなりました。しかし、後半戦で強さを見せたのはG2となりました。空いているエリアに躊躇なく入りw7mの防衛を攻略しました。柔軟なプレーを見せるG2が相手ピックのカフェを獲得しました。
4マップ目はG2ピックのオレゴンということもあり、攻撃において4-2とリードして折り返しました。攻守交代前にw7mはタイムアウトを行使すると、クラブハウスで見せた鋭い攻めを見せ一気に追いつくことに成功しました。その後G2が2ラウンド連取し、ワールドチャンピオンまであと1ラウンドとします。しかし、ここで負けられないw7mも意地の2ラウンド連取でオーバータイムに持ち込みました。2ラウンド差がつくまで続くエンドレスオーバータイムですが、G2は初手の防衛に成功すると、攻撃では地下防衛に対し、見事に通しきりオレゴンを獲得しました。
3マップ獲得したG2 EsportsがSix Invitational 2023のワールドチャンピオンに輝きました。おめでとうございます!
チームとしては2度目のSix Invitational制覇とどのチームも成し遂げていない偉業を成し遂げました。世界でのタイトルは4年ぶり4度目と名門が完全復活したと言ってもいいでしょう。そして、今大会コーチとして参加したFabianコーチは3度目のSix Invitational制覇と素晴らしい結果を残しました。
G2優勝の他にBenjamaster選手のSix Invitationalでの最多キル数更新もありました。Paluhが持つ289キルを超え、最終的には323キルとこちらも素晴らしい結果を残しました。
Six Invitational 2023結果
優勝:G2 Esports
2位:w7m esports
3位:Oxygen Esports
4位:Astralis
5-6位:
Wolves Esports
KOI
7-8位:
M80
Team BDS
9-12位:
Spacestation Gaming
DarkZero Esports
LOS + oNe
MNM Gaming
13-16位:
Heroic
FaZe Clan
Soniqs
Team Liquid
17-20位:
Elevate
Dire Wolves
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