株式会社NTTドコモが主催する「X-MOMENT Rainbow Six Japan Invitational 2023(以下、RJI 2023)」が7月22日に開幕しました。オンライン予選ではRJLに出場する8チームが参加し、オフライン決勝トーナメントの3つの出場枠をかけて激突しました。Day1,2に引き続き7月29日に行われたオンライン予選Day3では最後の1枠をかけて計5試合が行われました。白熱した試合を振り返っていきましょう!
トーナメント表
Day3 となる7月29日にはLosers Bracketの5試合が行われました。下記画像のMATCH1~4についてはBO1を戦い、それらを勝ち上がってきた2チームが最後のオフライン出場権をかけてMATCH5でBO3を戦いました。
オンライン予選Day3 結果
MATCH 1:FNATIC vs Crest Gaming Lst
マップスコア:FNC 1-0 CGL
MAP:オレゴン (7-4 FNC勝利)
防衛が固いオレゴンで防衛スタートを切ったFNCが4ラウンドを取得し攻撃に回り、逃げ切る形で勝利を収めました。
CGLも攻撃では面白アプローチを見せていましたが、FNCの防衛における作戦やオペレーター配置が刺さった印象でした。
MATCH 2:VARREL vs NORTHEPTION
マップスコア:DVL 1-0 NTH
MAP:クラブハウス (7-5 DVL勝利)
DVLはWARDENをBANして試合開始早々仕掛けていきました。BANからの予想の通りYINGやBRITZ、GRAZなどで攻撃を仕掛けていきましたが攻撃をなかなか通すことができず、2ラウンド取得のみで防衛に回ることになりました。
防衛では苦しい展開になるかと思われましたが、防衛でのDVLの積極的な姿勢によってNTHの攻撃の中核となるオペレーターが倒されることが多く、攻撃の組み立てに苦戦したNTHがラウンドを落とします。
最終的にはラウンドスコア7-5と接戦となりましたが、DVLが勝利をつかみました。
MATCH 3:FNATIC vs FAV gaming
マップスコア:FNC 1-0 FAV
MAP:山荘 (7-4 FNC勝利)
攻撃が通しやすい山荘での防衛スタートを切ったFNCでしたが、攻撃のFAVに対して上手く当たることができ、難しいと思われていた防衛で5ラウンドを取得して攻撃に回ることができました。
FNCは攻撃でも自分たちの戦い方を押し付け、勝利を収めました。
先週のFAVの完成度から激しい戦いになると予想されていましたが、先週よりもチームとして完成度が上がったFNCが全体を通して主導権を握ることができた試合でした。
MATCH 4:SCARZ vs VARREL
マップスコア:SZ 1-0 CGL
MAP:クラブハウス (7-4 SZ勝利)
マップBANシステム上、最終的なマップ選択権はSZにあり、SZはカフェをBANしてクラブハウスでの戦いとなりました。
SZはこの日1戦目、DVLはこの日2戦目で同じクラブハウスということで、DVLのクラブハウスでの動きが見られている状態での戦いとなりました。これまでOkOmEsHタクティクスに苦しめられてきたSZでしたが事前の情報も得ていたことから、最終的にはSZがラウンドスコア7-4でしっかり勝利を収めました。
MATCH 5:SCARZ vs FNATIC
マップスコア:SZ 2-0 FNC
1st map: カフェ (7-2 SZ 勝利)
2nd map::クラブハウス (7-4 SZ 勝利)
Decider::オレゴン
1st mapカフェは前回同じマップで勝利していたためSZがピックしました。試合内容は前回以上にSZが圧倒し、攻撃スタートにもかかわらず5ラウンド連取すると、そのまま1マップ目をSZが勝ち切ります。
特に試合開始早々の1ラウンド目で起きたSZによる2v5クラッチは一気に流れ掴むほどの熱い展開でした。
2ns mapクラブハウスは本日SZが一度見せているマップということもあってかFNCがピックしました。相手ピックということでSZは防衛スタートを選択すると、4ラウンドを取得し攻撃に回ることに成功します。攻守交代後の数ラウンドはFNCの防衛の前に苦戦するSZでしたが、タイムアウトを含めてSZが修正し、最終的にマップスコア2-0のストレートで勝利しました。
RJI オフライン決勝トーナメント表
予選の全試合が終了し、RJIオフラインの決勝トーナメントに出場するチームが出そろいました!
Day1,2で勝利したCAGとIGZISTはMATCH1にてBO1で戦います。また、Day3で最後の1枠を勝ち取ったSCARZはMATCH2にてBO1でMNMと対戦します。
それぞれBO1の勝者がFINALに駒を進め、BO3で優勝を争うことになります。