Rainbow Six SiegeはY8S3.3のデザイナーズノートを公開しました。今回はFrost(フロスト)などの計7名のオペレーターに変更が入ります。
Y8S3.3 デザイナーズノートの内容
オペレーターバランス
FROST
Frost（フロスト）のリワークについてはY8S3前にテストサーバーにリリースされており、コミュニティからは主に2つのフィードバックがあったようです。
・ウェルカムマットに引っかかったオペレーターを蘇生させるために別のオペレーターを誘い込む能力を失いたくない
・これらの変更によりゲームがよりラン＆ガン指向になるのではないかと懸念
これらフィードバックを踏まえて以下の調整が行われます。
・チームメイトによる蘇生
ウェルカムマットに捕まったオペレーターは、チームメイトが蘇生を行うのを待つことができます。チームメイトによる蘇生では従来通りの蘇生方法となり、デバフを受けません。これにより、攻撃側はチームとしてプレイすることで報酬が得られる一方で、防衛側は引っかかったプレイヤーを助けようとする攻撃側オペレーターを倒す機会が与えられるでしょう。
・強力なデバフ
スプリントができないことに加えて、移動速度の20%低下を追加し、効果の持続時間を 1 分に延長されました。これは、チームから離れてウェルカムマットに陥る無謀なプレイヤーのラン＆ガン能力を麻痺させることが目的のようです。
・蘇生時間の延長
罠にかかったプレイヤーは、蘇生方法に関係なく、罠から出るのに4秒必要となります。これにより、ディフェンス側はトラップされた敵が立ち上がる前に仕留めることができるようになるでしょう。
今回のウェルカムマットに関する変更点のまとめです。
・チームメイトによるウェルカムマットからの蘇生には 4 秒かかります (以前は 4.3 秒)。 デバフは適用されません。
・セルフによるウェルカムマットの蘇生には 4 秒かかります (以前は 2.5 秒)。
・一度ウェルカムマットに引っかかると蘇生することが可能だが、2度目は蘇生不可能で戦線に復帰することはできません。
・プレイヤーが自分でトラップを解除すると、デバフが適用されます。 効果は次のとおりです。
1. デバフの効果時間：60秒
2. 移動速度：20%減
3. スプリント（走ること）が不可能に
4. 血痕が残る
5. 蘇生後の体力：20hp
開発チームはこの一連の変更には主に 2 つの目的があるとしています。1 つ目は、ウェルカムマットの配置をより戦略的にし、「設置して忘れる」ことを少なくすることです。 2つ目は、プレイヤーにより多くの選択肢を与えることで、ウェルカムマットに捕まったときのイライラを軽減することです。
プレイヤーにはウェルカムマットから脱出するための2つの選択肢が与えられます。チームメイトが助けてくれるのを待つか、移動速度に影響を与えるいくつかのデバフを伴うペナルティを受けてでも自分で罠から復帰することができます。
IANA
- スタングレネードを追加、フラググレネードを削除
- サブウェポンにGonne-6を追加
Finka（フィンカ）からフラググレネードを削除し、Slegde（スレッジ）とZofia（ゾフィア）の装甲率を変更して以来、イアナはほぼ1年間トップアタッカーとして活躍してきました。Iana（イアナ）の攻撃的なプレイスタイルを維持するためにフラググレネードをスタングレネードに置き換え、破壊力を少し保つために Gonne-6を追加されました。
FINKA
- フラググレネードの追加
- サブウェポンからGonne-6を削除
開発チームはIana（イアナ）に代わる別の「競合」オペレーターを追加する必要があると考えた結果、フィンカが適任であると結論付けました。 LMGメタが調整されたので、彼女は再びフラググレネードを持つことになりました。
ただし、Gonne-6とフラググレネードの組み合わせは特別な場合に限定されるため、彼女はGonne-6を保持しません。
GRIDLOCK
- フラググレネードを追加、ブリーチングチャージを削除
- サブウェポンからGonne-6を削除
攻撃陣のオペレーターの多様性をさらに高めるために、ブリーチチャージの代わりにグリッドロックにフラググレネードを与える予定です。彼女はすでにソフト破壊用のスーパーショーティーを持っているため、Gonne-6を削除されます。
SENS
- POF-9への変更
1. 垂直反動を軽減
2. 横反動を軽減
3. ロングバースト後の反動増加の減少
Sens（センス）はY7S4ではアーマー1とスピード3のオペレーターにし、Y7S3ではゲームパッドのPOF-9の反動を和らげましたが、それだけでは十分ではなく今回の変更点が追加されました。 オペレーターの武器はそのパフォーマンスに大きな比重を置くため、POF-9を再検討しますが、今回はマウスとゲームパッドの両方が対象となります。
この武器は長い間操作が難しいと考えられており、反動を和らげることになりました。 この変更により、開発チームはより使いやすい武器を目指しています。 これにより、プレイヤーは長距離でPOF-9を使用してより良いパフォーマンスを発揮できるようになり、武器のアタッチメントをより自由に選択できるようになります。
TACHANKA
- DP27の変更
ダメージが49から60に増加
これまでダメージが高いにもかかわらず、発射速度が低いため、敵のアーマーに関係なくキルまでの時間が平均よりはるかに長かったDP47。どの銃でもプレイヤーをダウンさせるのに3発より低い弾数にはしたくないため、これまでダメージを増加させることはなかったが、最近の拡張バレルの変更により、特定のオペレーターにはこれでも問題ないことが証明されたため、ダメージが増加されます。
この変更により、DP27は、特にスピードが速いオペレーターに対して、フルヘルスのオペレーターをキルするまでの時間という点で、より高い発射速度を持つ他の武器に近づくことになるでしょう。
・アーマー1：0.218ms（平均より速い）
・アーマー2：0.218ms（平均より速い）
・アーマー3：0.327ms（平均より遅い）
WARDEN
- アーマーが2から3に変更
- スピードが2から1に変更
Y4の終わりまでにウォーデンをアーマー2とスピード2に変更し、機動性を高め、攻撃チームに対してより迅速に反応できるようになりました。 ゲームの進化とディフェンダーのプレーが当時よりも緩くなったため、ローミング能力を低下させるために彼のスピードが落とされます。
MPXの1.5倍サイトは、遠距離からのスモークに対抗する彼のキットと相乗効果があります。マップを走り回っている間、彼はより遅く、より大きくなり、より連携したチームから倒されやすくなるでしょう。
フラッシュやスモークは予測しやすいので、より効果的に能力を発揮できるよう、開発チームはプレイヤーにサイトの近くでプレイすることを奨励しています。彼は、ほとんどの攻撃戦略に対抗できるため、ラウンド終了まで生かしておく重要なオペレーターであるべきだとも考えられており、ローミングして早々に倒されるオペレーターではないはずです。
