5月16日から開催されるBLAST R6 Major Manchester 2024、SiegeGamersではMajorに出場するチームを地域ごとに紹介していきます!
第4弾は昨年度史上初のグランドスラムを達成し1年間最強の地域の名をモノにしたBR地域とリーグルール変更に伴い今期よりNorth,Southで分かれリーグが開催されたLATAM地域の紹介です。
今年度もBR地域がどう活躍するのか注目が集まります。
BRチーム紹介
1位 FaZe Clan
ロースターを昨年から変えず、挑んだ今季のFaZeは圧倒的内容でBRリーグを終えました。
まずFaZeはグループステージを9チームに全勝し、1位通過でグループステージを突破します。
その後プレイオフでも全試合BO3ながら昨年のグランドスラム達成ロースターのFURIA、グループステージ6位から決勝まで這い上がったE1に対し1MAPも落とさずに勝利し、今期1マップも落とさずにMajorへ進出しました。
2位 E1 Sports
E1 Sportsは昨年のロースターを全て放出し、1月にKeyd Stars AcademyからAr7hr選手、Flastry選手の2名を獲得、そして3月にはLOS AcademyからEmpttz選手、MIBRのサブロースターからPeres選手、昨年のリーグチームからStK選手を獲得し、若手を中心とした新生チームとして今期のリーグに挑みました。
しかしBRリーグ2024 Stage1では序盤はチームが苦しみ、後半から勝ち星をあげ始めるものの、グループステージはプレイオフギリギリの6位。
プレイオフステージではグループステージで勝利を挙げれなかったBD、w7mと対決し両チーム共に1MAPを取らせずにリベンジを達成、決勝でFaZeと対決するも敗北してしまいますが、大番狂わせのリーグ2位でMajor進出を決めました。
3位 FURIA
昨年、Majorを2つ、Six Invitational 2024を優勝しグランドスラムを達成したw7mのロースターを吸収し再設立したFURIAは1年ぶりにリーグへ復帰しました。
今期のFURIAはグループステージを勝ち超しの5勝4敗で終え、グループステージ4位でプレイオフを迎えます。プレイオフステージでは初戦にKeyd Starsと対決し、延長を制し2MAPでセミファイナルへと行きます。セミファイナルではFaZe Clanと対決しますが、1MAP目の銀行で延長まで続きますが、フルラウンドの末敗北、その後勢いに呑まれたFURIAは続くオレゴンでも敗北してしまい、3位決定戦へと行きます。
3位決定戦では古巣のw7mと対決し、延長を含む3MAPの激闘を戦い抜き勝利、リーグ3位でMajor進出を決めました。
LCQ Team Liquid
Team Liquidは前期のロースターからVolpz選手を放出、NA地域へと移籍をしたLOSのメンバーからMaia選手を獲得し2024のシーズンを迎えます。
Stage1ではLiquidは序盤、新メンバー加入の関係も有り適応しきれず、前半戦を4連敗で迎えてしまいます。後半からは勝利を挙げますが、終わってみると4勝5敗でリーグ8位、プレイオフに進出できず、オープン予選プレイオフへと向かいます。
オープン予選ではNiPを含む3チームに快勝しLCQへ進出、LCQでは初戦にMIBRと対決し2MAP共に獲得。
続くセミファイナルではw7mと対決し3MAPで38ラウンドを戦い、Liquidが勝ち決勝へと向かいます。
決勝ではFluxoと対決し1MAP目オレゴンを獲得後、銀行ではフルラウンド延長まで行きますが見事勝利、これによりLCQからTeam LiquidはMajorへと進出が確定し6年連続の世界大会出場となりました。
LATAM地域LCQ
LCQ Team Cruelty
今回12チーム中1チームしかMajorへと進出できないLATAMの狭き道を潜り抜けたのはメキシコからTeam Crueltyとなりました。
Team Crueltyのシージの歴史は長く、2021年から活動しメキシコ/ラテンで活動をしていました。
過去にはCopa Elite Six(旧BRリーグプレイオフ)やInvitational予選にも参加し南米地域では一定の名声を得ていました。
そして今季ロースター4名を放出しAlpha Therisが分裂し放出されたロースター3名を獲得、1名ラテン地域のアカデミーチームで活躍していたPyroxzを獲得、全てメキシコ人のロースターで今季のMajorに挑みました。
LATAM NorthリーグStage1ではチームIGLのRovi選手や若手のPyroxz選手の活躍で8勝2敗でグループ1位でプレイオフ進出します。
プレイオフではSouthチームを含めたトーナメントとなり、Crueltyは初戦に昨年世界大会進出を果たしているSouthチームKnightsとの対決を制し、次戦同NorthリーグのSix Karmaと対決、これにも見事勝利を納め決勝へと進みます。
決勝ではSouth地域8勝で単独1位でプレイオフに行ったVasco eSportsと対戦し、1MAP目オレゴンを延長の末Crueltyが獲得、続くカフェでは勢い付いたCTY側が取り切り2MAP共に獲得、12チームの王者に君臨しました。
CTYの注目選手は若手Pyroxz選手です。
2005年生まれの18歳は今期PL入りし、アタッカーから一歩引いた位置にもかかわらずLATAM Northリーグでレーティング、K/D、EntyK/D、KOSTの4部門でリーグトップを獲得、勝負強さと若さ輝くフィジカルが魅力な選手です。
初の世界大会の場で爪痕を残せるのか大注目の選手の一人です。