日本時間2024年11月8日に開幕したBLAST R6 Major Montreal 2024。カナダ、モントリオールの地で開催される今大会はいよいよPhase 2の全試合が終了。
オフライン有観客という最高の舞台で優勝をかけて戦う全8チームが決まったPhase 2 Day4 (最終日)の戦いを振り返っていきましょう!
Phase2 Day4 結果
2-2 Round
Virtus.Pro 2-0 Chiefs Esports Club
1st map:クラブハウス (7-2 VP)
2nd map:銀行 (7-0 VP)
Decider:山荘
EUの古豪VPとアジア最後の希望Chiefsの試合は、マップスコア2-0でVPが勝利しました。
Chiefsピックのクラブハウスで始まったこの戦いですが、VPのオーソドックスながらも洗練された防衛の前にChiefs得意の攻撃をなかなか通すことができず、ラウンドスコア5-1とVPがリードします。攻撃に回ったVPはシージのお手本のような囲い攻めをやり切り、クラブハウスを取り切ります。
2マップ目の銀行でも防衛スタートのVPがラウンド取得を重ね、7ラウンド連取とストレートで勝利しました。
両マップともChiefsの攻撃が全く通用していなかったわけではなく、惜しいシーンがいくつもあったなかでVPの少人数戦の強さがそれを上回った印象でした。
この試合の結果、Virtus.ProはPhase 3に進出し、Chiefs Esports Clubは今大会敗退となりました。
MATCH MVP:p4sh4選手
Spacestation Gaming 2-0 Black Dragons
1st map:国境 (7-5 SSG)
2nd map:高層ビル (7-4 SSG)
Decider:山荘
猛者の若手選手を多数抱えるNAの強豪SSGとPhase 1から進撃を続けるブラジルのBDの試合は、マップスコア2-0でSSGが勝利しました。
1マップ目の国境では防衛が厳しいこのマップで防衛スタートのSSGが2-4とリードをとられますが、攻撃では一転して試合の流れをつかみ、逆転に成功します。特にこのマップではBenjamasterの活躍が素晴らしく、21k7dと、KD3.0の破格のスタッツを残しました。
2マップ目の高層ビルで再び防衛スタートとなったSSGは、防衛有利なマップ特性を生かしてラウンドスコア5-1とリードすると、そのラウンド有利を離すことなく勝ち切りました。
この試合の結果、Spacestation GamingはPhase 3に進出し、Black Dragonsは今大会敗退となりました。
MATCH MVP:Benjamaster選手
Soniqs 2-0 Team Liquid
1st map:クラブハウス (7-4 SQ)
2nd map:カフェ (7-3 SQ)
Decider:銀行
Canadianが加入しパワーアップしたNAの強豪SQとブラジルの古豪Liquidの試合は、マップスコア2-0でSQが勝利しました。
Liquidピックのクラブハウスで防衛スタートを選択したSQはラウンドスコア4-2でリードをもって攻撃に回ります。攻守交代後にはLiquidも奮闘し互いにラウンドを取り合う展開になりますが、前半でリードをとったSQがそのラウンド差をもったままラウンドスコア7-4で勝ち切ります。
2マップ目のカフェでも再び防衛スタートのSQはまたしてもラウンドスコア4-2とリードすると、クラブハウス同様、攻撃を通し切って試合をシャットアウトしました。カフェのエントリー勝負ではLiquidが7-3(+4)と、多くの場面で先に人数有利を作っていましたが、SQは人数不利のなか試合を勝ち切りました。
この試合の結果、SoniqsはPhase 3に進出し、Team Liquidは今大会敗退となりました。
MATCH MVP:Gryxr選手
Phase 3 トーナメント表
Phase 2最終日となったDay 4では3試合が行われました。
この試合の結果、Phase 3に進出する全8チームが出揃いました。
Phase 3は日本時間11月16日0時に試合が行われます。