こんにちは、シエラです!
今回はSix Invitational 2021に出場する “Team oNe” を紹介したいと思います!
Team oNe eSports
メンバー
- Lagonis(リーダー)
- KDS
- Neskin
- Alem4o
- Levy
- TchubZ(コーチ)
- RafadeLL(マネージャー)
激動の2020シーズンオフ
Team oNeは2018年にレインボーシックスシージの大会シーンに参入しましたが、そのオフシーズンにロースターがBDに買収されました。
その後また1からメンバーを集め低迷していた時期もありましたが、努力が実を結び昨年のレギュラーシーズン1位という快挙を達成しました!
ファイナルは惜しくも負けてしまいましたが、NiP・FaZe・MiBR・Liquidの4強に割って入ったoNeはインビや来シーズンの活躍も期待されていました。
ただ現実は非情で、昨年5位に沈んでしまったesports界の超名門FaZeがファイナルを優勝したMiBRロースターを獲得するという大事件が起き、その影響は凄まじく計5チームがロースターを入れ替える所謂ブラジルシャッフルが発生してしまいます。oNeは影響をもろに受けロースター全員をMiBRに放出するということになってしまいます。
こうしてoNeは現在のメンバーを向かい受けることになったのですが、お世辞にも強いメンバーとは言えず、余りものという感想を抱く人もいました。
2021年シーズン ここまでの成績
放出したメンバーがいるMiBRが3位ということに比べ、Team oNeは6位となんとかプレーオフ圏内に残れたといった印象を抱きました。
メンバーを発表して約10日後にスタートしたため、そこまで練習が出来ていない状態で初戦のBD戦を迎えてしまい敗戦。これが最後まで響きましたが終盤のMiBRで金星を上げ、これがプレーオフ進出の決め手となりました。
プレーオフでは予選でLiquidを領事館8-6で撃破。決勝初戦でFaZeにBO3で勝利。
準決勝でもう1度当たったLiquidに1-2で負けてしましましたが、7-4・4-7・6-8と競合相手と白熱する試合を見せてくれました。
実際の試合でのチーム傾向
ブラジルリーグステージ1及び、Copa Elite Sixでのプレイマップ
マップ名 | プレイ回数 |
---|---|
オレゴン | 7 |
クラブハウス | 1 |
領事館 | 2 |
山荘 | 4 |
カフェ | 0 |
海岸線 | 4 |
ヴィラ | 1 |
まずはっきりと分かることはカフェを確定でBANしています。
Team oNeはどこかのチームのロースターを獲得したわけではなく別々のチームから選手を獲得したため、やるマップを絞って練習をしてたと思われます。そのためやっているマップには偏りが生じています。
インビの予選はBO1なので問題ありませんが、プレーオフに進出した後はBO3なので、全然やってなさそうなヴィラをどこまで詰めれているかがポイントになりそうです。
選手それぞれのデータと印象
まずはブラジルリーグステージ1の数字を見ていきましょう!
名前 | Rating | K-D | Entry | KOST | KPR | SRV | その他 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Alem4o | 1.23 | 102-72(+30) | 15-9(+6) | 75% | 0.93 | 35% | Rating 4位 K-D 2位 KPR 3位 KOST 実質2位 |
KDS | 1.08 | 96-84(+12) | 8-11(-3) | 68% | 0.87 | 24% | KPR 6位 |
Levy | 0.99 | 76-76 | 18-13(+5) | 66% | 0.69 | 31% | |
Neskin | 0.97 | 73-74(-1) | 15-10(+5) | 59% | 0.66 | 33% | HS率 5位 |
Lagonis | 0.84 | 44-73(-29) | 6-5(+1) | 63% | 0.40 | 34% | プラント数13 (リーグ2位) |
ぱっと見で分かるのがAlem4o選手の成績がずば抜けていることですね!
昨年からずっと安定した成績を残しているので、どこかに引き抜かれないか心配なくらいです。
Lagonis選手の成績にちょっと不安がありますが、プラントはしっかり通せているみたいですね。
ここからは実際の試合を見たそれぞれの選手の私の印象を書いていこうと思います!
Alem4o:攻撃ではゾフィアやバックを使い主動体が進行するためにモノを壊したり突き上げをして、防衛はミュートやカイドなどのオペを使うフレキシブルな選手。数字を見れば凄さは一目瞭然だが所属チームが違えばもっと有名になっていてもおかしくないくらいの働きをしている。TSM所属のBeaulo選手にプレースタイルは似ているかもしれない。
KDS:アッシュやイエーガーを主に使うゴリゴリのアタッカー。Entryはマイナスだが最近の主動体のアタッカーは無理やりいかないといけない場面が多いのかマイナスになる傾向になっているので気にしなくて良さそう。若干雑なプレーもあるがそれでチームが救われる場面もある。
Levy:割職が2枚必要なら割職、それ以外だとノーマッドやイアナ、ライオン辺りを使うことが多いサポーター。ブラジル特有の動きなのかもしれないが、ノーマッドを使うときは1の動きをしていることも多い。攻撃で使っているオペレーターはサポーターよりだが防衛ではメルシーやアルニを使うなどアタッカー気質のあるプレイヤーなのかもしれない
Neskin:攻撃ではスレッジを使うことが多い中間職。 防衛ではスモークやミュートといったオペはAlem4oとLagonisは使うので前目の方にいることもあるが、ワマイ等を使って決まったところを守るのもうまい選手。Lagonis以外は割とフラフラしているので、目立つ場面があまりないが重要な選手かもしれない。
Lagonis:割職現地職のリーダー。ピックだけ見るとアタッカー4サポート1みたいなオペレーター構成をしていることも多く、Lagonisだけはどの防衛でも現地にいる。数字はあまり良くないが、KOSTは63%とまずまずな数字を出しているだけあってちゃんと仕事はしているようには見える。
試合日程
Team oNeはグループAに振り分けられました。
Aの方がかなり厳しいグループになるので、かなりタフな試合が続くことが予想されます。
終わりに
今回のTeam oNeの紹介記事はいかがだったでしょうか?
SiegeGamersではoNe以外にもたくさんのチーム紹介記事を書いているのでそちらも是非見てください!
過去のチーム紹介はこちらから