イヤー6シーズン2の開始直前にテストサーバーにのみ限定的に実装された「HPリプレイスメントアーマー」が、イヤー6シーズン3で正式に実装されることが発表されました。詳しい仕様や、変更に対する考察は以下の記事で行っておりますので、こちらも併せてチェックしてみてください。
UBIソフトはイヤー6シーズン3「Crystal Guard」のプレシーズンデザイナーズノートで「アーマーのHP変換」の実装を発表しました。
実装される内容は前シーズン開始前にテストサーバーにて実施されていたものと同じで、アーマー2のオペレーターHPが110、アーマー3のオペレーターHPが125になり、Rookのアーマープレートは取得するとアーマー値に関わらずHPを20追加する仕様に変更されます。また、これらの変更に合わせて、HUDのHP表示がサークル状からバー形式に変更されます。
この変更についてはY6S2のテストサーバーで体験した方も多いでしょう。この形式の調整を延長し、今シーズンの『レインボーシックス シージ』ライブサーバーにも適用していきます。一部の“隠し”パッシブ能力を整理し、詳細な分析や各種変数の考慮をしなくても、マッチ中にすぐ理解できる形にするのがこの調整の目的です。
仕様を整理し、全オペレーター共通の明快なHPシステムを作るため、各アーマークラスに合計HP値を設定しました。これによって攻撃プレイのインパクトが正確に判断できるようになり、相応の連携が可能になるほか、アーマー値にまつわる混乱を取り除けるはずです。HUD上の表示形式にも変更を加え、情報がひと目で分かりやすいようにしました。具体的にはアーマークラスごとのHP量と、その値にするダメージ、回復、オーバーヒールの即時的効果が分かりやすくなります。また、全てのプレイヤーおよびキャスターの間で、1つに統一されたHP表示形式が用いられることになります。
さらにもう1つ重要なのは、最終的には固定的なアーマー評価およびスピード評価の廃止を目指しており、これがその第一歩だということです。これらの値はオペレーター制作時に人工的な制約となる場合があり、将来的にはスピード値についても今回HPに行ったのと同様の調整を実施し、オペレーターのバランス調整方法に選択肢を増やしたいと考えています。皆さんにお知らせできるスケジュールはまだ定まっていませんが、この点については現在調査を行っており、プロプレイヤーとの連携やテストサーバーでの試験、フィードバックの参照など、同様のプロセスを踏んで皆さんの期待に応えていきます。(https://www.ubisoft.com/ja-jp/game/rainbow-six/siege/news-updates/2zsUnVBdSsc10rirkPl1K5/y6s3)
UBIソフトはこの仕様変更に関して、コメントを残しており、将来的な「固定的なアーマー評価およびスピード評価の廃止」を目標としていることが明かされました。「レインボーシックスシージらしさ」の象徴とも言えるアーマーとスピード値を廃止するという動きには、レインボーシックスシージを新しくしたいという運営の気持ちを感じ取れます。
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