2022年2月21日にシージのYear 7のロードマップが公開されました。同時に競技シーンの情報も公開されました。気になるシステムの変更やワールドカップ、R6SHAREについて見ていきましょう!
目次
観戦カメラ&リプレイ機能
競技シーンを見ている人がより楽しめるように1つの新たな機能、2つの機能のアップデートが行われます!
- オブザーバースロットの追加
カスタムマッチの観戦者の枠が1→4に増えます。この機能はY7S2にリリース予定です。今までは逃してきたプレーを見逃すことなく観戦できるようになるでしょう。 - リプレイ機能の向上
昨年に導入されたマッチリプレイ機能ですが、Year 7からはリプレイファイルの期間が延長されます。今まではアップデートが行われるたびにリセットされていましたが、今後はシーズン(約3ヶ月)を通して見れるようになります。また、リプレイ機能内からチーターを報告できるシステムも導入予定です。 - フリーカメラの導入
「DETACHED OPERATOR CAMERA(分離型オペレーターカメラ)」というシステムが導入されます。これはいわゆるフリーカメラとなるでしょう。
2022シーズンの競技シーン
- リージョナルリーグ
3月9日にアジア太平洋地域(APAC)、ヨーロッパ地域(EU)、ラテンアメリカ(LATAM)、北米地域(NA)の4つの地域でStage 1が開幕します。地域数は昨シーズンからの変更はありません。スケジュールやフォーマットについては今後公開される予定です。 - 世界大会
各ステージ終わりにSix Majorが開催され、シーズン終わりの2023年2月にはSix Invitationalが開催されます。
Stage 1 Major:2022年5月 アメリカ合衆国
Stage 2 Major:2022年8月アラブ首長国連邦(開催地変更)
Stage 3 Major:2022年11月 アジア
Six Invitational 2023:2023年2月 モントリオール(カナダ)
*Six Invitationalですが、2024年以降はモントリオールでの開催ではなく、Majorと同様に世界中を周る形となります。また、2023年についても現在はモントリオールでの開催となっていますが、それ以外の地域での開催も視野に入れているそうです。シージでは初のMENA地域での世界大会が開催されることが発表されました。MENA地域のリーグもあり盛り上がりを見せる地域での世界大会開催は大きな出来事の一つでしょう。
アラブ首長国連邦でか開催となっていましたが、UAEではLGBTの方を認めていません。 そのため、コミュニティから反対運動の署名が行われていました。今回Ubisoft側はその抗議を受け、UAEでの開催を一度白紙に戻し、他地域に移すことになりました。
レインボーシックスワールドカップ
2022年に開催予定だった「レインボーシックスワールドカップ」は新型コロナウイルスの影響により2023年に延期されました。早くこのパンデミックが収束し、世界中のシージファンが楽しめる大会になればいいですね!
R6 SHAREの改善
リージョナルリーグに出場しているチームがゲーム内にてスキンやユニフォームを販売し、その収益の一部を受け取ることが出来るR6 SHAREですが、2022シーズンはティア分けと分配率が変更されます。
- ティア分けの変更
プログラムのティア配分システムを簡素化し、3ティアシステムから2ティアシステムに移行されます。
・ティア1:15チーム。現Tier 1の10チームにTier 2の上位5チームが追加されます
・ティア2:残りの全チーム。ティア3チームは昇格する形となります。
ティア1チームアイテムは2022年3月に公開される予定です。 - 収益分配率
・チームアイテム
Ubisoft:チーム=70:30だったものがUbisoft:チーム=50:50に変更。
・リーグアイテム(各リーグをモチーフされたアイテム)
Ubisoft:チーム=70:30だったものがUbisoft:チーム=80:20に変更。Ubisoftの取り分は全て今後のeスポーツサーキットの資金となります。
・Six Major開催記念アイテム
収益の20%が大会の賞金プールに追加されます。
・Road to Six Invitational BattlePassアイテム
収益の20%が、Six Invitationalの賞金プールに追加されます。上限は300万米国ドル(約3億4,000万円)となっています。