今シーズン最初の世界大会「Six Charlotte Major 2022」のプレーオフが5月20日から23日にかけて開催されました。アメリカでの開催となり、今大会はNorth America地域がポテンシャルを十二分に発揮しました。激闘となったプレーオフを振り返りましょう。
準々決勝
準決勝に進んだ4チームのうち、3チームがNAチームとなりました。アメリカ開催ということもあり、ホームで試合を行ったNAチームが強さを見せました。
準決勝
決勝に駒を進めるのはたった2チームのみ。
Liquidはアウェイの中、1マップ目を7-1で勝利しました。しかし、DarkZeroが2マップ取り、逆転勝利で決勝進出を果たしました。
AstralisはOxygen相手に2マップストレートで勝利をおさめました。
決勝
決勝は共に初の世界でのタイトル獲得を狙うチームが激突しました。互いにNorth America地域同士の対決となり、会場のボルテージは最高潮に達していました。S.I.2020以来の有観客ということもあり、熱い声援が送られました。
・Hyper
・Ecl9pse
・njr
・Panbazou
・Canadian
・Mint(コーチ)
・Dqfire
・iconic
・J9O
・Shuttle
・Forrest
・Callout(コーチ)
- 1st map: ヴィラ (7-8 AST)
-
互いに攻撃で強さを見せます。Astralisがオーバータイムに持ち込むとしっかりと勝利し、ピックマップを取りました。
- 2nd map: クラブハウス (7-3 DZ)
-
クラブハウスでもDarkZeroの攻撃の強さは健在。攻撃側で5-1折り返しに成功し、そのまま勝利をおさめ追いつきました。
- 3rd map: 国境 (7-4 DZ)
-
国境でもDarkZeroの勢いは衰えません。3-3での折り返しに成功させると圧巻の防衛を見せて逆転に成功しました。
- 4th map: オレゴン (4-7 AST)
-
Astralisもここで負けるようなチームではありません。クラブハウス、国境と続いた嫌な流れをクラッチなどで切り、オレゴンで追いつきました。
- 5th map: 銀行 (7-3 DZ)
-
銀行では再びDarkZeroの攻撃力が輝きます。攻撃側を5-1で折り返すと、そのまま逃げ切りに成功しました。
長くレインボーシックスシージの競技シーンで活躍するDarkZero Esportsが初めて世界の頂点に立ちました。おめでとうございます!
チームに長く所属するHyperとEcl9pseにとっては悲願のタイトル獲得、njrとPanbazouも若い選手ながらも活躍しました。そして、Canadianの存在も忘れてはいけません。自身3つ目の世界でのタイトルを獲得しました。レジェンド以上の存在といって間違いなしです。彼の長年の活躍に脱帽です。
Stage 1はこれにて完結。Stage 2はすぐにやってきます。次はどんなドラマが生まれるのか今から非常に楽しみです。
Six Charlotte Major 2022の情報まとめはこちら