9月17日に開幕したXMOMENTが主催するRainbow Six Japan League 2022 Season 3。前半戦最後となる第4,5節が行われました。2チームが残留を決め、RJI出場も決めました。熱戦が繰り広げられた2日間を振り返っていきましょう!
第4節 (9/24)
CAG 7-4 IGZ
MAP: ヴィラ
前半戦はイーブンでの折り返しとなりましたが、防衛側でCAGが個の強さを見せて勝利しました。IGZISTの攻撃も上手かったですが、GoyoやAzamiのガジェットでタイミングを合わせることが出来ず敗戦に繋がりました。
※順延となった第2節の試合が1試合目に行われました
-インタビュー-
Q. 本日2試合ありますが、時間が空くときはどのようなコンディション調整をしていますか?
A.(Ayagator選手)今回は1試合分なので試合見ながらシージしてれば我慢できる範囲です。Majorのときに8時間空いたときは非常にきつかったです。
USG 7-5 CGL
MAP: ヴィラ
接戦となりましたが、IGLを務めDD選手を中心にエリアコントロールを行い見事勝利しました。罠オペレーターが非常に輝く試合でもありました。
-インタビュー-
Q. 今の気持ち聞かせてください。
A.(Rento選手)公式戦でCGLに勝ったことがなかったことと、特にOkOmEsH選手に勝つというこは他のチームに勝つとは違う嬉しさがあって良かったです。
PSG 8-6 CAG
MAP: オレゴン
今季一の大逆転勝利となったことは間違いないでしょう。前半戦はCAGが圧巻の強さを見せ、6-1とリードしました。しかし、PSGがタイムアウトを挟みながら7ラウンド連取で勝点2を獲得することに成功しました。
iZROは自身の誕生日を勝利で飾りました。おめでとうございます!
-インタビュー-
Q. CAG相手だからこそ戦術を変えましたか?
A.(Ocohl選手)そうですね。ガジェットの合わせが上手く、孤立していてもすぐ倒されるので変えました。(今回PSGはプレッシャーがかかるとまとまって現地に引き、耐えることが多かった)
FAV 7-3 SG
MAP: オレゴン
前半戦は互いにラウンドを重ねイーブンでの折り返しとなりました。しかし、FAVの防衛をSengokuは攻略することができず、7-3とFAVの快勝で終わりました。
ShiN選手はこの日が誕生日!見事勝利で祝いました。おめでとうございます!
-インタビュー-
Q. 抱負を教えてください!
A.(ShiN選手)今シーズン、メンバーが変わった中で着実に勝利を重ねているので、最後にはきれいに仕上がるようにしていくので応援よろしくお願いします。
RC 7-5 IGZ
MAP: クラブハウス
この日2試合目となったIGZISTは連敗から抜け出したいRCとの対戦となりました。互いにラウンドを取り合うシーソーゲームになりました。REJECTはRJL3連敗からようやく脱出し、勝点3を獲得しました。
-インタビュー-
Q. チームの雰囲気はいかがだったでしょうか?
A.(solty選手)今日はいつもよりみんなはきはきと喋っていて、敵の情報も追えていたし、明るい雰囲気の中でやれてよかったです。
FNC 7-1 SZ
MAP: 銀行
第3節ではCAGに勝利した新生FNATIC。今節は王者SCARZに襲い掛かりました。Chibisu選手の活躍にFNATICの選手たちも続き、終わってみれば7-1と大差での勝利となりました。FNATICはこれで勝点3を獲得し、年間ポイントで3位に浮上しました。
-インタビュー-
Q. 今の気持ちを教えてください。
A.(Chibisu選手)まじでシージ楽しいです。今日誰よりも強かったです。(5ラウンド目の壁抜きは)勘でした。正直ラッキーでした。
第5節 (9/25)
IGZ 8-6 SG
MAP: 銀行
Season 3、1ptも取れていないチーム同士の対決となりました。IGZISTが優位に試合を進めると、先にマッチポイントを獲得しました。しかし、ここでタイムアウトを使用したSengokuはその次のラウンドで素晴らしいセットプレーを見せると、追いつくことに成功しました。延長戦、IGZが人数不利でありながらも攻撃で1ラウンド取ると、防衛ではキルを重ねて勝利しました。
※順延となった第3節の試合が1試合目に行われました
-インタビュー-
Q. ロールチェンジが顕著に見られました。Maavi選手は割職となり、何が変わりましたか?
A.(Maavi選手)一番後ろで周りが良く見えるポジションで、アタッカーの気持ちもわかるので、そのような部分も取り入れつつ、チームをまとめていく感じになりました。今日の勝利を大きかったです。
USG 7-3 SZ
MAP: 高層ビル
RJL S1,2王者とRJC 2021王者の新旧王者対決となりました。前半戦は互いにラウンドを取り合うシーソーゲームとなりました。しかし、USGのアグレッシブでありながらも落ち着いたプレーを攻撃で見せ、4本連取で勝利を収めました。
-インタビュー-
Q. SCARZは対策はしていましたか?
A.(DD選手)ばっちりしていました。芸者は毎回来るのがわかっていたので固めていました。
CGL 7-2 SG
MAP: ヴィラ
RJI出場へ勝点が欲しいCGLは最下位のSengokuとの対戦。CGLが攻撃ではSengokuの遊撃に対しうまく対処し、防衛では撃ち合いでの有利を活かしてラウンドを重ね、7-2と快勝となりました。
-インタビュー-
Q. 前日(第4節)からチームで話し合ったことはなんですか?
A.(Eclair選手)攻撃がうまくいっていなくて、それは声出しが出来てない、連携が取れていないのが原因でした。みんなで積極的に声を出していこうとなりました。
FNC 7-2 FAV
MAP: 銀行
FNATICはRamu選手、FAVはYura選手とLi9ht選手が古巣対決となったAPACLチーム同士の試合となりました。防衛スタートとなったFNATIC、選手間の距離感が非常によく、カバーの速さを見せて5-1での折り返しに成功しました。攻撃となってもChibisu選手やTyopi選手の撃ち合いを活かし、勝利を収めました。
-インタビュー-
Q. Ramu選手がIGLをしていますか?中盤おいてエリアコントロールしている時は話し合っている時間なのでしょうか?
A.(Ramu選手)基本そうですね。相手のピークが強いというのはわかっていたので、ゆっくり一つずつ処理していこうという話になりました。最終ラウンドも3v4から相手の位置をほぼ追えていて、そこに対して撃ち勝ち人数有利を得て最終セットまではビジョンが出来ていたのでそれを共有できました。中盤早くできたのはここ1週間の成果です。
IGZ 7-4 PSG
MAP: 銀行
RJL入替戦Stage 2出場争いをしているIGZISTとPSGの直接対決となりました。この試合Maavi選手が大活躍します。攻撃では割職として判断力の高さを見せるとともにKD 2.4と素晴らしい成績をおさめ、チームを勝利に導きました。
-インタビュー-
Q. 今の気持ちを教えてください。
A.(Mqo選手)ノリノリのPSGに勝利してホッとしています。Maavi選手がIGLになってから頑張っているのでそれに僕の実力が追いつくように練習しているので、出来上がっていくIGZISTを完成させるので見ててください。
RC 8-7 CAG
MAP: オレゴン
CAGにとってはRJLで4度目のオレゴンでの試合となりました。APACLチーム同士の対決でもあり、注目が集まりました。RCはCAGに対し、今季1勝4敗とリードされている状況でしたが、先にマッチポイントを獲得することに成功しました。その後CAGに巻き返され、追いつかれてしまい延長戦に持ち込まれました。しかし、延長戦におけるRCは攻撃での撃ち合いをCAGに上回り、大接戦を見事制しました。
-インタビュー-
Q. Montagneで大活躍でしたが、いかがでしょうか。
A.(solty選手)練習中ではあまり刺さらなかったですけど、大会になるとアドレナリンが出ていつもの10倍のパワーが出たし、REJECTスキンの背景つけたら強くなりました。REJECTスキン買ってください!
第5節終了時の順位表
USGが4連勝でSeason 3の首位に浮上しました。FNATICとCrest Gaming Lstは年間ポイントで上位5チーム以上が確定し、残留、RJI出場となりました。残留争いはFAV, USG, RCの3チームに絞られました。