10月29日から開催されるRainbow Six Japan Invitational 2022に出場する全8チームのチーム紹介記事です。第1弾はRainbow Six Japan League 2022 Season 1, 2王者、そして年間優勝にも輝いたSCARZです。RJLで最も素晴らしい成績を残した彼らの強さに迫ります。
SCARZ メンバー紹介
SCARZに加入するまではZeptoとして活動を続け、RJO 2022 S2では準優勝し昇格戦への権利を手に入れました。しかし、昇格戦では2連敗を喫し、敗退。その後行われた昇格戦ver2.0において、見事1位に輝き悲願のRJL昇格となりました。世界への挑戦を夢見る彼らにとって、このRJI 2022は絶対にFinalに出場したいでしょう。
SCARZは2018年にR6S部門を設立、PLにも参加していたが、2020年末に解散を発表しました。その後はR6Sでの活動はありませんでしたが、2021年11月に元R6Sプロであり現在キャスターなどで活躍中のCrazyPapiyoN氏の加入を発表すると、RJL昇格を果たしたZeptoを獲得しました。
SCARZの強さとは
RJL年間王者 -シーズン成績-
成績 | |
Season 1 Regular Season | 2位 (7勝2敗) |
Season 1 Playoff | 優勝 |
Season 2 Regular Season | 2位 (6勝3敗) |
Season 2 Playoff | 優勝 |
Season 3 Regular Season | 5位 (5勝4敗) |
RJL 2022 年間ランキング | 優勝 |
Season 1,2 Regular Seasonにおいてポイント獲得を逃した試合はたった3試合のみと安定した戦いを見せました。驚くべきはPlayoffでの結果です。Season 1ではCAGに逆転して優勝を収め、Season 2では1マップを落とすことなく連覇を果たしました。Season 3は4連敗と苦しい時期もあったが、最終的には年間王者という素晴らしい成績を収めました。
柔軟な対応と個の強さ
チームのIGLを務めるのはPyon選手です。日頃から多くのトッププロの試合を観戦し、高い戦術眼を持っています。そんなPyon選手を支えるのはWqsyo1選手です。サブIGLを務め、Pyon選手への負担を減らしています。彼らの強さは短い時間での提案が早いことと、試合中の柔軟な対応力です。これはPyon選手とWasyo1選手の力量でしょう。
Rec選手は圧倒的なフィジカルの強さを持っており、キル数は常にチームトップです。1の動きや主導体とは別の場所でロックを続け、敵が動いたところを倒すところがよく見られます。LuA選手は攻撃においてIana(イアナ)を多く使用し、エントリーを担っています。Taiyou選手は割職とプランターを務めているが、撃ち合いの強さも兼ね備えており、人数不利な場合でも巻き返す力を持っています。
圧倒的な練習量
彼らがRJL年間王者に輝いた一つの要因として圧倒的な練習量があります。一日9マップのスクリムをこなしており、活動時間は約12時間だと言っています。その豊富な練習量を武器に世界への挑戦権を手に入れることができるか注目です。
マップ勝率&BANデータ
9マップとも勝率は50%以上と素晴らしい成績です。最もプレイしたのはオレゴンとなり、勝率は78%と高い成績です。山荘では7試合プレイし、100%の勝率を誇っています。
多くBANしているマップは国境、テーマパーク、ヴィラの3マップです。RJI 2022予選の初戦はBO5での一戦ということもあり、一番最初にBANするのは3マップのうちどこになるか楽しみです。
RJI 2022対戦相手
初戦はCYCLOPS athlete gamingとのBO5での対戦に挑みます。SCARZにとっては公式戦でのBO5は初となります。勝利すればFinal進出となるだけにライバルCAGとの対戦に注目です。