XMOMENTが主催する「Rainbow Six Japan Invitational 2022」が10月29日に開幕しました。予選Day 1ではSCARZが見事Final進出を決めました。Day 2は最後の1枠を決める戦いが行われました。
CAGが待つLB Finalへ進出を決めたのは…?
-RJI 2022 QUALIFIER LB Semifinal
Crest Gaming Lst vs FNATIC
1st map: ヴィラ 8-6 FNC
2nd map: 銀行 7-5 CGL
Decider: 山荘 7-5 CGL
1マップ目、CGLピックとなったヴィラでしたが、FNCが延長戦を制して獲得しました。銀行でもFNCの勢いは止まらず、攻撃で5-1と差をつけて折り返しました。しかし、ここで諦めなかったのはCGL。怒涛の6ラウンド連取で追いつくことに成功しました。
3マップ目、互いの意地がぶつかり合い、3-3とイーブンでの折り返しとなりました。後半、CGLは重要なポジションに対し、Aruclly選手といった撃ち合いの強い選手がしっかりと撃ち勝ちます。ここを起点にFNCを挟み込み、先にマッチポイントを獲得しました。FNCも10ラウンド目後にTOを使用して1ラウンド獲得しましたが、CGLが12ラウンドで試合を終えました。
5マップにわたる死闘を制したのは?
-RJI 2022 QUALIFIER LB Final
Crest Gaming Lst vs CYCLOPS athlete gaming
1st map: ヴィラ 7-5 CGL
2nd map: 山荘 8-7 CAG
3rd map: 国境 7-3 CGL
4th map: 銀行 7-5 CAG
Decider: テーマパーク 7-5 CGL
Final進出へ最後の1枠を懸けてCAGとCGLがぶつかりました。
1マップ目、2マップ目と現地への直接的な攻めを見せるCGLに対してCAGを苦しめる形となりましたが、CAGも上手く対策するといった戦いが見られました。ヴィラではCGLが、山荘ではCAGが互いにピックマップを獲得しました。
1-1となった国境ではCGL側のセカンドプランの構築が本当にうまく、攻撃で5-1と折り返しました。CAGに流れを渡すことなく3マップ目を獲得しました。4マップ目、CAGが得意とする銀行での1戦。一時は5-4とCGLがリードする場面もありましたが、5/6プラントを通すといったCAGの執念の攻撃をCGLは抑えられず、CAGが再び追いつきました。
5マップ目、テーマパークでの試合。CGLはCAGに対して勝てていないマップでした。やはり防衛有利なマップだということもあり、CAGが4-2とリードして折り返します。しかし、CGLの防衛を崩し切ることができません。5-5と追いつかれた時点でCAGはタイムアウトを行使しましたが、最後まで集中力を切らさなかったCGLが勝利し、5マップにわたる死闘に終止符を打ちました。
BDSやDWGが待つFinalへ駒を進めたのはCrest Gaming Lstとなりました。ブートキャンプも行い、今大会への準備を万全に行った彼らが世界への挑戦権を得ました。
Day 2終了時トーナメント表
RJI 2022 Finalへ最後の枠を獲得したのはCrest Gaming Lstとなりました。おめでとうございます!CGLはFNC戦も合わせると8マップ、計99ラウンドと長丁場となりましたが、試合中は疲れを感じさせないような気迫のこもったプレーが多く見られました。
予選が終了し、Finalへ駒を進めたのはRJLの2チームとなりました。この1年でAPACチームを超えるといった成長を見せた彼らの挑戦にも目が離せません!