XMOMENTが主催する「Rainbow Six Japan Invitational 2022 Final」が11月5日、ベルサール高田馬場にて開幕しました。
世界を経験するDWGとBDSが強さを見せた!
-RJI 2022 FINAL UB Semifinals
DAMWON Gaming vs SCARZ
1st map: 山荘 7-3 DWG 勝利
2nd map: オレゴン 7-4 DWG 勝利
Decider: 銀行
RJL 2022年間王者SCARZはAPACLにおいて常に上位に位置する韓国のDAMWON Gamingとの対戦に挑みました。
ピックした3マップは互いに得意とするマップとなった印象です。山荘では、DWGがガジェットや人数が少ないエリアを攻め、SZの選手が動いたところをキル獲得に繋げ、5-1で折り返しました。防衛でもSZの攻撃を封じ込み、1マップ目を獲得しました。
DWGのピックマップでは、1-3後にタイムアウトを行使すると5ラウンド連取してマッチポイントを獲得しました。1ラウンドSZも獲得しましたが、DWGが最後も強さを見せて勝利しました。
インタビュー
Q. SCARZ相手に対策したことはありますか。
A. (RIN選手) 特になくて、自分たちのやりたいことをやりました。
Q. 日本チームがこれから世界で輝くためにはどのようなことを意識すればいいと思いますか?
A. (RIN選手) 同じことを繰り返さないことですね。日本の問題点としては同じ戦略を使いすぎる点です。ラウンドうまく取れても、次のラウンドについてどう対応するかをVCを聞いていないですが、話をしていない感じがします。
Team BDS vs Crest Gaming Lst
1st map: クラブハウス 7-4 BDS 勝利
2nd map: カフェ 7-2 BDS 勝利
Decider: 国境
RJI 2022 予選において激闘を戦い抜いたCrest Gaming Lstは、Six Jönköping Major 2022を控える強豪Team BDSとの対戦となりました。
クラブハウスではCGLが先に3ラウンド獲得しましたが、BDSがラウンド間において対策案を見つけ出し、5-3と逆転に成功しました。CGLも1ラウンド獲得しましたが、Shaiikoの2度のACE獲得もありBDSが勝利しました。
カフェにおいてもBDSの勢いは止まりません。攻撃において6ラウンド連取と圧倒して折り返すとCGLの追撃も2ラウンドにおさえて勝利しました。
インタビュー
Q. 1マップ目で0-3となりその後ラウンド連取となりましたが、チーム内ではどんな対策案が出ましたか?
A. (Elemzje選手) 4,5人で一つのエリアを取りに行くことが対策案として出て、ラウンド取得につながりました。
Q. 日本に来てからスクリムも行ったと思いますが、今日の対戦相手Crest Gaming Lstはどのような印象を持ちましたか?
A. (Shaiiko選手) いろんな日本チームとスクリムをしましたが、今回のチームは本当に強くて、アグレッシブに動いてきたので驚きました。
BDSが1マップも落とすことなく決勝へ
-RJI 2022 FINAL UB Final
Team BDS vs DAMWON Gaming
1st map: 高層ビル 7-4 BDS 勝利
2nd map: クラブハウス 7-5 BDS 勝利
Decider: 銀行
世界で活躍する2チームが日本で対戦しました。1マップ目、DWGのピックである高層ビルでの試合でしたが、Shaiikoが12キルとCGL戦からの活躍が止まりません。ラウンド間の修正もハマり、マップ獲得に至りました。
2マップ目、BDSが得意とするクラブハウスでは攻撃において4-2とリードして折り返しに成功しました。後半戦2ラウンド獲得してマッチポイントとしましたが、DWGもTOを使い6-5まで追い上げます。BDSも11ラウンド後にTOを使うと、逃げ切ることに成功しました。BDSが今日1マップも落とすことなく決勝進出を果たしました。
インタビュー
Q.ガジェットの使い方が的確かつスピーディーな印象を受けましたが、これはドローンでの情報獲得が主な要因ですか?
A. (BriD選手) そうですね。ドローンで確認することも大切ですし、あとは経験の部分で対戦相手はどこらへんに選手やガジェットを置いていくのか分かっています。
Q. DWGがラウンド連取して6-5のタイミングでタイムアウトを行使しましたが、実際に何を話していたのですか?
A. (Stooflexコーチ) RIN選手の調子が良かったので、それを止めるために整理して情報共有しました。
Q. 決勝への意気込みをお願いします。
A. (LikEfac選手) 純粋に勝つことが大事ですが、日本にいることも楽しみます。
Day 1終了時のトーナメント表
Team BDSが決勝へ駒を進めました。日本2チームはLoser’s Bracket Match 4からの巻き返しを狙います。DWGはMatch 5にて勝ち上がってきた日本チームと決勝進出を懸けて対戦します。