2023年2月7日に開幕する「Six Invitational 2023」への出場を懸けたClosed Qualifier: APAC地域が1月14日、15日に開催されました。日本からはオープン予選を勝ち抜いたNORTHEPTIONとFNATIC、招待枠としてSCARZが出場しました。2021年と2022年はCYCLOPS athlete gamingが出場権を獲得しています。そんなCAGはすでにSix Invitational 2023出場を決めています。
出場チーム / トーナメント表
- SANDBOX Gaming
- Dire Wolves
- NORTHEPTION
- SCARZ
- FNATIC
- Beyond Stratos Gaming
- Knights
- Team Bliss
- Champion
- FURY
- Take Charge Esports
APAC North地域とSouth地域で分かれる形となりました。Global Standingsの順位に応じてSANDBOX GamingとDire Wolvesは準決勝からの登場となりました。
※Take Charge EsportsとFURYの試合は1月13日に配信外で行われ、FURYが2-0で勝利しました。
試合結果
Best 8
NTH 2-0 SCARZ
1st map: オレゴン (7-3 NTH)
2nd map: カフェ (7-4 NTH)
Decider: 銀行
NTHはRJL王者SCARZに対して、緩急ある攻防を2マップ通じて行い続けました。ピックマックであるオレゴンを勝利すると、カフェでもその勢いは止まらず勝利を収め、Quarter Finalsへ進出しました。
FNC 2-1 BSG
1st map: 銀行 (8-6 FNC)
2nd map: クラブハウス (7-5 BSG)
Decider: ヴィラ (7-2 FNC)
試合内容における審議の中断もあり、試合終了まで5時間と長時間の試合となりました。そんな中、最後まで集中を切らさずにプレーし続けたFNATICが見事Quarter Finalsへ駒を進めました。
Knights W-FF Champion
Championが棄権したためKnightsがQuarter Finalsへ進みました。
Quarter Finals
FNC 2-0 NTH
1st map: 山荘 (7-5 FNC)
2nd map: カフェ (7-2 FNC)
Decider: ヴィラ
第1マップ12ラウンド目、Tyopi選手が1v3の状況から見事なクラッチを決めきり、山荘での勝利を収めました。完全に流れに乗ったFNATICはカフェの防衛で4ラウンド連取すると、攻撃では1本も落とすことなく勝利し、Semifinalsへ駒を進めました。
Bliss 2-0 Knights
1st map: 山荘 (8-6 Bliss)
2nd map: 国境 (7-2 Bliss)
Decider: クラブハウス
オセアニア地域同士の対決は1マップ目からOTの接戦となりました。そんな山荘での1戦をBlissが制すと、国境でもBlissが5-1とリードして折り返すとそのまま2マップ目も勝利し、見事ジャイアントキリングを達成しました。
Semi Finals
SBXG 2-1 FNC
1st map: オレゴン (7-4 SBXG)
2nd map: カフェ (8-7 FNC)
Decider: 銀行 (8-6 SBXG)
APAC North側の代表決定戦は2度のOTとなる大接戦となりました。オレゴンではSBXGの防衛の戦術が輝き、マップ獲得に成功しました。SBXGの勢いは止まらず、カフェでは5-1と圧倒して折り返しました。しかし、ここから驚異の粘りを見せたのはFNATICでした。OTに持ち込むとピックマップを獲得しました。3マップ目もFNATICが1-5と劣勢状況からOTに持ち込みます。しかし、SBXGが一歩上回り大接戦を制しました。
DW 2-1 Bliss
1st map: 銀行 (7-4 Bliss)
2nd map: 高層ビル (7-3 DW)
Decider: オレゴン (7-4 DW)
APAC South側は互いにピックマップを快勝する形となりました。オレゴンでは2マップ目を勝利したDire Wolvesの勢いは止まりません。防衛において4-2で折り返すと、攻撃でもBlissを苦しめました。DWが見事逆転勝利でGrand Final進出を果たしました。
Grand Final
DW 2-1 SBXG
1st map: 国境 (7-4 DW)
2nd map: ヴィラ (8-6 DW)
Decider: テーマパーク
国境では緩急のあるDire Wolvesの攻防にSBXGが苦戦しました。SBXGのピックマップでしたが、DWが勝ち切りました。2マップ目、先にマッチポイントを獲得したのはSBXGとなりましたが、DWが4-6からの4ラウンド連取で見事逆転勝利を収めました。この結果により、Six Invitational 2023出場権を獲得したのはDire Wolvesとなりました。おめでとうございます!
最終結果
1位:Dire Wolves
2位:SANDBOX Gaming
3-4位:FNATIC, Team Bliss
5-6位:NORTHEPTION, Knights
7-10位:SZ, BSG, Champion, FURY
11位:Take Charge Esports
Six Invitational出場を決めたのはDire Wolvesとなりました。DWは3度目の世界大会、Six Invitationalは初出場となります。APACパワーを大舞台でも見せてくれるでしょう!