【BLAST R6 Major】SCARZが持ち前の修正力を発揮し世界2戦目を制す / BLAST R6 Major Copenhagen 2023 Phase 2 Day 2結果

SCARZの対戦相手はphase 1でNORTHEPTIONを倒して、このPhase 2に進出してきたREVEN ECLUBとなりました。オフラインでの大会は日本国内で経験しているものの初の世界大会で慣れない環境ということもあってか、序盤はREVENがペースを握る苦しい展開が続きます。一時はラウンドスコア5-6で先にマッチポイントを取られますが、そのタイミングでSCARZがタイムアウトを取りチームを再びまとめ上げ、その後は3ラウンドを連取してなんとか勝利をもぎとることができました。
試合中には選手間で足並みが乱れている様子も見受けられましたが、チームのエースアタッカーであるREC選手がプレーでもメンタルの面でもチームの苦しい状況を打ち砕くようなシーンも見せてくれました。

EUチーム同士の対決となりましたが接戦の末、G2が勝利しました。この試合ではDokiがACEを取るなどの活躍もありましたが、MNMも負けじとYuzusが4Kilでチームを救うなど、互いが一歩も譲らない展開が続きました。

試合結果が読めないマッチアップとなりました。1ラウンド目からFalconsのJoker619がプラントされた後に攻撃側を2人倒して残り時間0.17秒で解除を成功させるという素晴らしいクラッチを見せたことから、この試合はFalconsの撃ち合いの強さでDplusが破壊されることも想像できましたが、ふたを開けてみればDplusが流れを相手に渡すことなく、しっかりと勝利を収めました。

M80勝利予想が多いなか山荘で行われた試合でしたが、事前予想を覆して7-3とスコアを引き離してNipが勝利しました。攻守交代時にはラウンドスコア3-3で折り返したものの、Nipが攻撃にまわると一気に流れを掴み、なんと4ラウンドを連取してあっさりと試合が決着しました。

防衛有利のテーマパークのため序盤は防衛スタートのSSGがペースを握るかと思われましたが、Fazeの攻撃の前に苦しみ、テーマパークではなかなか見られない、ラウンドスコア3-3での攻守交代となりました。その後SSGはなんとか攻撃を1ラウンド通すも、Fazeの防衛の前に敗れることとなりました。

EUチーム同士の対決となりました。Wolvesはつい先日ヴィラでM80に勝利していることからも接戦が予想されましたが、ラウンドスコア7-1とVPが圧倒的な強さを見せつけてあっけなく勝利しました。

BRチーム同士の対決となりました。volpzがw7mからLiquidに移籍したこともあり、w7mの作戦やクセを知っている選手が居るLiquidが勝つのか、あるいはPhase 1から好調を維持しているw7mが勝つのか予想が割れていました。また、今大会への出場権をかけたブラジルリーグではこの2チームの対戦はなかったため、特に注目の1戦となりました。
互いにラウンドを取り合うような展開が続きますが先にマッチポイントをとったのはw7mでした。最終ラウンドではLiquidが4vs2と人数有利を確保していたため延長に突入するかと思われましたが、w7mの粘り強い防衛の前に敗れました。

NAチーム同士の対決となりました。DarkZeroがつい先日のFalcons戦でテーマパークを勝利していたことやNALでは延長でSoniqsが勝っていたことから今回も接戦が予想されましたが、予想とは裏腹にSoniqsが防衛6本を全て取得し、7-1で勝利しました。