【BLAST R6 Major】開幕戦から日本チームCAGがEUの巨人G2と激突！  / BLAST R6 Major Montreal 2024 Phase 1 Day 1結果

G2 Esports 2-1 CAG Osaka
1st map：銀行 (7-3 CAG)
2nd map：カフェ (7-5 G2)
Decider：領事館 (7-2 G2)

G2 ピックマップである銀行から試合がはじまりました。
試合中盤にかけて互いにラウンドを取り合うシーソーゲームになりますが、ラウンドスコア3-3で攻撃に切り替わったCAGは攻撃をすべて押し通すという素晴らしいパフォーマンスを見せ、相手ピックマップを取り切ります。特にShureap選手がKDが21-4 (+17)と突出した活躍を見せました。
勢いのままに勝ち切りたいCAGでしたが、CAGの攻撃のテンポ感を掴んできたG2が徐々に防衛で上回りはじめ、ラウンドスコア5-7と競りながらもピックマップを落とすことになりました。
そして迎えた最終マップの領事館では防衛スタートのG2がカフェに引き続きCAGの攻撃を封じ込め、ラウンドスコア5-1と大量リードで攻守交代します。防衛で巻き返しを図るCAGでしたが、ラウンド数に余裕がないなかで圧迫されていき、最終的に敗北しました。

MATCH MVP：Alem4o選手

Black Dragons 2-1 CL4L
1st map：領事館 (7-4 BD)
2nd map：山荘 (3-7 CL4L)
Decider：ナイトヘイヴンラボ (7-3 BD)

強豪ひしめくブラジル地域で昨年のグランドスラム王者ロースターをかかえるFURIAに勝利して本大会出場を決めたBDと、NAのトップチームに勝ち続けて下剋上を果たしたCL4Lの戦いという注目の対戦カードとなったこの試合は、やはり面白い展開となりました。
相手のピックマップで防衛スタートを選択した両チームが防衛で試合のペースをつかみ、そのリードを活かして勝ち切るという展開が続き、互いのピックマップを取り合う形で最終マップにもつれこみます。
ただメインロースターが1名欠け、代役を立てての本大会を迎えたCL4Lにとってやはりマップの試行回数が多いほどその影響も大きくなるのか、最終的にはBDが差をつけて勝ち切りました。

MATCH MVP：hornet選手

Team Falcons 2-1 ALPHA Team
1st map：銀行 (7-1 Falcons)
2nd map：カフェ (8-7 ALPHA)
Decider：ナイトヘイヴンラボ (7-0 Falcons)

7戦7勝と全勝ストレートインで今大会出場を決めた魔境MENAの刺客Falconsと、昨シーズンのラテンアメリカ王者Team Crueltyを倒すという多くの予想を覆して今大会出場を決めたALPHAの試合となりました。
こちらも3マップに及ぶ戦いが繰り広げられるも、結果はMENAの刺客Falconsが勝ち切りました。
ALPHAは自分たちのピックマップであるカフェこそ延長フルラウンドの末で辛勝しますが、他2マップでは大差での敗北を喫しており、やはりビザ問題による複数選手のロースターチェンジが大きな影を落とす結果となりました。

MATCH MVP：Dov2hkiin選手

Chiefs Esports Club 2-0 FearX
1st map：クラブハウス (7-4 Chiefs)
2nd map：高層ビル (7-4 Chiefs)
Decider：銀行

オーストラリア最強と目されていた元Blissのロースターを抱えるGaimin Gladiatorsを打倒して今大会出場を決めたChiefsと、昨シーズンの韓国王者PSG Talonを下して今大会に出場を決めた韓国のFearXの試合となりました。
この試合は勝利したChiefsの攻撃成功率がすさまじく、2マップで11回の攻撃のうち9回を取り切り、攻撃成功率81％という数字をたたき出しました。
特に防衛でラウンドを取得しやすい高層ビルにおいて、オペレーターBANでMuteをBANした上でDeimos,Lion,DokkaebiなどのBAN相性抜群の攻撃オペレーターピックによる押し込みは目を見張るものがありました。

MATCH MVP：Jigsaw選手