日本時間2024年11月8日に開幕したBLAST R6 Major Montreal 2024。カナダ、モントリオールの地で開催される今大会には、日本からCAG OsakaとSCARZの2チームが出場します。
日本からはCAG OsakaとSCARZの2チームが出場します。
Phase 1は11月8日~11月9日にかけて行われ、Phase 1から登場する8チームが戦い、勝ち残った上位4チームがPhase 2に進出します。
Phase 2は11月11日~11月13日にかけて行われ、Phase 1から進出した4チームとPhase 2から登場する12チーム、計16チームが戦い、勝ち残った上位8チームがPhase 3に進出します。
そして最後のPhase 3ではオフライン有観客という最高の舞台で優勝をかけて戦います。
大会直前には日本チームCAG Osakaにインタビューをしました。よろしければ合わせてご覧ください!
Phase 1 Day 2結果
Upper Bracket 第2戦
Black Dragons 2-0 G2 Esports
1st map:領事館 (7-5 G2)
2nd map:アジト (8-7 G2)
Decider:国境
両チームともに防衛でラウンド取得を重ねる展開が続き、拮抗した試合になりました。特に2マップともに防衛スタートのBDがラウンドスコア5-1でリードをもって攻撃に回ることに成功しましたが、どちらもG2が逆転に成功し、マップスコア2-0とストレートで勝利しました。
防衛成功率が高い反面、攻撃成功率が低いというのは両チーム共通ですが、特に敗北したBDに関してはアジトでラウンドスコア6-1と先にマッチポイントを取っていたにもかかわらず攻撃ラウンドをほとんど取ることができず敗北しています。BDは2マップ合わせての攻撃試行回数13回のうち成功はわずか2回と大きな課題が残りました。
この試合の結果、勝利したG2 EsportsはPhase 2に進出し、敗北したBlack DragonsはLower Bracketに回ります。
MATCH MVP:AsK選手
Team Falcons 2-0 Chiefs Esports Club
1st map:山荘 (7-4 Falcons)
2nd map:国境 (7-0 Falcons)
Decider:銀行
破壊的なエイムをもつFalconsとシージの基礎とエイム力を併せ持つChiefsの試合という注目の試合は、マップスコア2-0とストレートでFalconsが勝利しました。
試合全体を通してFalconsの積極的な撃ち合いやエントリーが多くみられました。山荘の攻守交代の時点ではラウンドスコア3-3と、Chiefsもなんとか流れを持っていかれまいと対応に苦慮していましたが、その後は徐々にFalconsのペースにのまれ、Chiefsピックマップの山荘を落としました。
そして2マップ目はFalconsのスタイルと相性抜群な国境での戦いとなり、ラウンドスコア7-0とFalconsの完封勝利で決着しました。
この試合の結果、勝利したTeam FalconsはPhase 2に進出し、敗北したChiefs Esports ClubはLower Bracketに回ります。
MATCH MVP:Robby選手
Lower Bracket 第1戦
CAG Osaka 2-0 CL4L
1st map:アジト(7-5 CAG)
2nd map:ナイトヘイヴンラボ (8-6 CAG)
Decider:山荘
RJLでは見せることのなかったアジトをピックして始まったこの試合は、マップスコア2-0でCAGがストレート勝利をおさめました。
Phase 1 Day 1でのG2との戦いで攻撃に苦戦したCAGでしたが、ピックマップのアジトでは攻撃を4本取ってラウンドスコア4-2とリードをもって防衛に回ると、その差を離さずアジトを勝ち切ります。
2マップ目のナイトヘイヴンラボでは防衛スタートのCAGがまたしてもラウンドスコア4-2で折り返します。ですがCL4Lも自分たちのピックマップということもあり防衛で粘りを見せ、CL4Lが先にマッチポイントに手をかけます。
CAGはG2戦に続いて3マップ目に突入かと思われましたが、ここで勝負強さを発揮して巻き返し、マップスコア2-0でCAGが勝利しました。
この試合の結果、勝利したCAGはLower Bracke第2戦に進み、敗北したCL4Lは今大会敗退となりました。
MATCH MVP:Oozie選手
FearX 2-0 Alpha Team
1st map:領事館 (8-7 FearX)
2nd map:銀行 (7-3 FearX)
Decider:クラブハウス
領事館ではエントリーで6-9(-3)と先に人数不利を負うことが多く、かつ先にマッチポイントを取られたFearXでしたが粘りを見せ、延長フルラウンドの末勝利します。
その後の銀行ではFearXもピックマップを攻撃スタートから一気にラウンドスコア6-1と早々にマッチポイントを取るとその勢いのまま勝ち切り、最終的にはマップスコア2-0でFearXが勝利しました。
この試合の結果、勝利したFearXはLower Bracke第2戦に進み、敗北したAlpha Teamは今大会敗退となりました。
MATCH MVP:GoodBoy選手
Lower Bracket 第2戦
Chiefs Esports Club 2-1 CAG Osaka
1st map:クラブハウス (7-2 Chiefs)
2nd map:領事館 (1-7 CAG)
Decider:アジト (7-4 Chiefs)
勝利すればPhase 2進出、敗北すれば大会敗退が決定するLower Bracket第2戦はアジアチーム同士の対決となりました。
互いのピックマップを快勝した上で3マップ目のアジトで最終決戦が行われました。攻守交代時にはラウンドスコア3-3とどちらに転ぶか分からない試合展開となりましたが、CAGが直近でCL4Lとのアジトでの戦いを見せていたことも影響してか、最終的にはChiefsが後半の攻撃でラウンド取得を重ねてCAGとのラウンド差を離していき、Chiefsが勝利しました。
クラブハウスと領事館では常にDeimosをオペレーターBANしてChiefsのDeimosピックを封じてきたCAGでしたが、最終マップのアジトではMontagneをオペレーターBANしたことでChiefsのDeimos使用が可能になります。そしてDay 1でのFearX戦を再現するかのように攻撃すべてのラウンドでDokkaebi,Lion,Deimosを使用するという防衛の動きを封じるピックをし続けていたことも大きく影響していたでしょう。
この試合の結果、勝利したChiefs Esports ClubはPhase 2に進出し、敗北したCAG Osakaは今大会敗退となりました。
MATCH MVP:Jigsaw選手
Black Dragons 2-1 FearX
1st map:領事館 (5-7 FearX)
2nd map:カフェ (7-5 BD)
Decider:アジト (7-4 BD)
BDピックの1マップ目の領事館をFearXが勝利します。その後のカフェにおいてもFearXが防衛スタートでラウンドスコア4-2とリードをもって折り返したためFearXの勝利が近いかと思われましたが、BDが防衛で一気にラウンド差を覆し、カフェを取り切りました。
互いのピックマップを取り合った上で最終マップはアジトでの戦いとなりましたが、BDはG2戦のアジトでほとんど取ることができなかった攻撃を5回中4回成功させ、マップスコア2-1でBDが勝ち切りました。
この試合の結果、勝利したBlack DragonsはPhase 2に進出し、敗北したFearXは今大会敗退となりました。
MATCH MVP:hornet選手
トーナメント表
Phase 1 Day 2では6試合が行われました。
勝利したG2 Esports , Team Falcons , Chiefs EC , Black Dragons の4チームはPhase 2に進出しました。
一方で、敗北したCL4L , CAG Osaka , ALPHA Team , FearX の4チームは今大会を敗退しました。
日本時間11月11日にはPhase 1から進出した4チームとPhase 2から登場する12チームが合流し、計16チームによる生き残りをかけた戦いがはじまります。
Phase 2から登場する日本チームSCARZは初戦にChiefs Esports Clubとの試合に挑みます!