【S.I.2025】グループステージを勝ち抜いた16チームによるプレイオフが開幕! / Six Invitational 2025 プレイオフ Day 1結果

現地時間2月3日に開幕したSix Invitational 2025
Year 10を迎える前の最後の世界大会である今大会には、世界中から20チームが参戦しています。
現地時間2月3日~2月7日にかけて行われたグループステージではプレイオフに進出する各グループ上位4チームが決まりました。
4グループそれぞれの上位4チームである計16チームが現地時間2月9日~2月16日にかけてプレイオフを戦い、上位まで勝ち抜くことでオフライン有観客の舞台で優勝をかけて戦うこととなります。
プレイオフ Day 1では各グループを上位通過したチームがUpper Bracketで試合を行いました。試合結果を追っていきましょう!

目次

プレイオフ Day 1結果

Upper Bracket 第1試合

Unwanted – w7m esports

UW 2-0 w7m
1st map:クラブハウス (7-5 UW)
2ns map:山荘 (7-4 UW)
Decider:カフェ

UWピックのクラブハウスで試合が始まりました。
クラブハウスでは序盤の防衛3ラウンドをw7mが連取しますが、UWも攻撃の立て直しに成功したことでラウンドスコア3-3で攻守交代となります。その後防衛に転じたUWが徐々に差をつけ、まずは自らのピックマップを勝利します。
続く山荘はw7mピックのため、ここで勝ってDeciderに持ち込みたいところでしたが、クラブハウスと同様にUWの防衛を崩し切ることができず、結果マップスコア2-0でUnwantedが勝利しました。
特に山荘ではw7mのVolpz選手のエントリーKDが0-4 (-4)と完全に抑え込まれていたことが印象的でした。

Spacestation Gaming – FaZe Clan

SSG 2-0 FaZe
1st map:領事館 (8-6 SSG)
2nd map:ナイトヘイヴンラボ (8-7 SSG)
Decider:銀行

FaZeピックの領事館で試合が始まりました。
防衛有利な領事館では防衛スタートのSSGに対してFaZeが攻撃を3ラウンド通してラウンドスコア3-3で防衛に回ったことでFaZeがそのまま防衛で突き放すかと思われましたが、SSGも攻撃で食らいつき、一時はFaZeに先にマッチポイントを取られるも土俵際で粘り、ラウンドスコア8-6で逆転勝利に成功します。
領事館ではSSGのForrest選手のKDが3-12 (-9)と特に凹んでいましたが、それでも勝利できたのは他選手の奮戦があったからこそでしょう。
続くナイトヘイヴンラボでも領事館と同様に延長にもつれ込む接戦となりましたが、ここでも先にマッチポイントを取られたSSGが粘り、逆転勝利を収めるという劇的な展開となり、マップスコア2-0でSpacestation Gamingが勝利しました。

RazaH Company Academy – Shopify Rebellion

RazaH 2-1 SR
1st map:銀行 (8-7 RazaH)
2nd map:ナイトヘイヴンラボ (2-7 SR)
Decider:アジト (7-3 RazaH)

RazaHピックの銀行で試合が始まりました。
1st mapから早速延長フルラウンドの激戦が展開されましたが、粘り強さを発揮してなんとかRazaHが勝ち切ります。
続くナイトヘイヴンラボでは銀行での悪い流れを断ち切るかのように、こんどはSRがピックマップの強さを見せつけるかのようにラウンドスコア7-2で快勝します。
マップスコア1-1で迎えたDeciderアジトではRazaHが防衛スタートでラウンドスコア5-1と大量リードで攻守交代に成功すると、そのリードを離すことなく攻撃2本を通し切ったことで、マップスコア2-1でRazaH Company Academyが勝利しました。

DarkZero – M80

DZ 2-1 M80
1st map:高層ビル (1-7 M80)
2nd map:クラブハウス (7-2 DZ)
Decider:銀行 (7-4 DZ)

NAの同地域対決はM80ピックの高層ビルで試合が始まりました。
相手ピックマップということで防衛スタートを選択したDZでしたが、M80の攻撃の前に防衛を1ラウンドしか取ることができず、ラウンドスコア5-1とM80に大量リードされた状態で攻撃に回ることになると、その流れのままM80がラウンドスコア7-1とまずは快勝します。
勢いに乗ったM80が続くクラブハウスも勝ち切るかと思われましたが、今度はDZが高層ビルの再現をするかのように攻撃で5ラウンドを取得し、ラウンドスコア7-2で勝利します。
互いにピックマップを快勝したことで、決着はDecider銀行に持ち越されることになりました。
銀行ではゲームプレイ外での波乱もありました。M80のbudegaコーチがすでに何度か受けていた警告を無視したことでペナルティとして1ラウンド没収されDZのラウンドに加算されたり、最終的に退席処分になるなどの事態も発生しました。
こうしたアクシデントも発生したなか、最終的にはDZが序盤の攻撃でつくったリードを守り切ったことでマップスコア2-1でDarkZeroが勝利しました。

Upper Bracket 第2試合

Team BDS – Unwanted

BDS 2-1 UW
1st map:クラブハウス (7-1 BDS)
2nd map:領事館 (5-7 UW)
Decider:国境 (7-5 BDS)

グループ1位通過でシードで待ち構えていたBDSとプレイオフ初戦を勝って上がってきたUWの試合は、UWピックのクラブハウスで始まりました。
クラブハウスではUWピックということでBDSは防衛スタートを選択すると、防衛で5-1と一気にラウンド差をつけて攻撃に回ります。防衛で追い上げたいUWでしたが、BDSが攻撃2ラウンドを連取してまずはクラブハウスをBDSが勝利します。
続く領事館はUWが防衛スタートを選択しました。攻守交代時点ではラウンドスコア3-3と防衛でもう少しラウンドを稼いでおきたかったUWでしたが、後半の攻撃を4本成功させたことで領事館を勝ち切ります。
相手のピックマップを取り合ったことで試合はDecider国境にもつれ込むことになります。
国境では攻守交代時点でラウンドスコア3-3と、領事館同様競り合う展開でしたが、防衛に転じたBDSが最後は突き放したことで、最終的にマップスコア2-1でTeam BDSが勝利しました。

Spacestation Gaming – G2 Esports

SSG 2-1 G2
1st map:山荘 (7-2 SSG)
2nd map:銀行 (5-7 G2)
Decider:カフェ (7-4 SSG)

グループ1位通過でシードで待ち構えていたG2とプレイオフ初戦を勝って上がってきたSSGの試合は、SSGピックの山荘で始まりました。
山荘を攻撃スタートを選択したG2でしたがSSGの防衛に苦戦し、SSGがラウンドスコア5-1でリードをとって攻撃に回ります。攻守交代後の1ラウンド目はG2が取りますが、その後はSSGが攻撃2ラウンドを連取したことでまずはSSGがピックマップを勝ち切ります。
続く銀行では攻守交代時点ではラウンドスコア3-3と拮抗した展開でしたが、攻撃に転じたG2が先ほどの山荘とは打って変わって攻撃を通し切り、こんどはG2がピックマップを勝利します。
互いにピックマップを勝ち切ったことで迎えたDeciderカフェでは、攻撃スタートのSSGが4ラウンドを取りそのリードを活かして防衛で逃げ切りに成功したことで、マップスコア2-1でSpacestation Gamingが勝利しました。

RazaH Company Academy – Virtus.pro

RazaH 2-1 VP
1st map:領事館 (6-8 VP)
2nd map:銀行 (8-6 RazaH)
Decider:山荘 (8-7 RazaH)

グループ1位通過でシードで待ち構えていたVPとプレイオフ初戦を勝って上がってきたRazaHの試合は、RazaHピックの領事館で始まりました。
試合は3マップ全てにおいて延長にもつれ込む大接戦になりました。
RazaHピックの領事館をVPが延長の末勝ち切ったことから試合の流れがVPに傾くかに思われました。
特に銀行では攻撃スタートのVPが攻守交代時点でラウンドスコア5-1とリードを取ったこともありVPが2マップ連取する予想が大勢を占めていましたが、それを裏切るかのようにRazaHが脅威の粘りを見せ、ラウンドスコア5-1から一気に捲くって延長に突入し、そのまま銀行を勝ち切りました。
Decider山荘でも銀行と似た展開で序盤はVPがラウンド差をつけるものの、RazaHが銀行同様に逆転に成功し、最終的にマップスコア2-1でRazaH Company Academyが勝利しました。
試合全体を通してVPのdan選手が50キルに達する驚異のスタッツを残したものの勝ち切れなかったということで、VPにとっては非常に悔しい試合になったことでしょう。

FURIA Esports – DarkZero

FURIA 2-0 DZ
1st map:山荘 (7-1 FURIA)
2nd map:国境 (7-3 FURIA)
Decider:クラブハウス

グループ1位通過でシードで待ち構えていたFURIAとプレイオフ初戦を勝って上がってきたDZの試合は、FURIAピックの山荘で始まりました。
グループステージDay 1でCAGに敗れた山荘でしたが、この試合では圧巻のパフォーマンスを見せ、防衛スタートで5-1で攻撃に転じるとそのまま2ラウンドを連取してラウンドスコア7-1とまずはFURIAが快勝します。
続く国境でも防衛不利とされる国境でラウンドスコア4-2で攻撃に転じると、リードを離すことなくラウンドスコア7-3で国境もFURIAが取ったことで、マップスコア2-0でFURIAが勝利しました。

プレイオフ Day 2スケジュール

Upper Bracket 第3試合

  • 日本時間 2月12日 0時:Team BDS vs. Spacestation Gaming
  • 日本時間 2月12日 0時:RazaH Company Academy vs. FURIA Esports

Lower Bracket 第1試合

  • 日本時間 2月11日 0時:M80 vs. CAG Osaka
  • 日本時間 2月11日 0時:Shopify Rebellion vs. Oxygen Esports
  • 日本時間 2月11日 3時30分:FaZe Clan vs. Team Liquid
  • 日本時間 2月11日 3時30分:w7m esports vs. Team Falcons

Lower Bracket 第2試合

  • 日本時間 2月11日 7時:【M80 vs. CAG Osaka】の勝者 vs. Unwanted
  • 日本時間 2月11日 7時:【Shopify Rebellion vs. Oxygen Esports】の勝者 vs. G2 Esports
  • 日本時間 2月11日 10時30分:【FaZe Clan vs. Team Liquid】の勝者 vs. Virtus.pro
  • 日本時間 2月11日 10時30分:【w7m esports vs. Team Falcons】の勝者 vs. DarkZero

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