日本時間3月14日午前2時に行われた「Rainbow Six Siege X Showcase」にてSiege Xの詳細が公開されました。
新モード「デュアルフロント」の登場だけでなく、既存ユーザーがやってほしかったアップデートやシージ無料化など様々な情報が公開されました。
先行プレイにも参加させていただきました。その感想とともに追加される要素を見ていきましょう!

ビジュアルのアップデート
Modernized Map(マップの近代化)
ライティングエンジンの更新や使われている素材を再構築することで、よりリアルな環境になります。また、コントラストの変更などでより臨場感のあるビジュアルに変化します。また、高解像度に対応します。PC版では4Kに対応するとのことです。
Siege Xリリース時にクラブハウスと山荘、銀行、カフェ、国境の5マップがModernized Mapとして登場します。1シーズンに3マップずつModernized Mapとして更新されていきます。
レンガの凹凸や壁などの質感などがとてもリアルになり、没入感と臨場感ともに向上し、プレイするだけで楽しめると思います。


1st Parson Shadowの追加
これまでは自分では見ることが出来なかった自分自身の影を見ることが出来るようになります。

アウトラインシステムの登場
敵の見にくさを改善する、アウトラインシステムが登場します。

ウェポンインスペクトの登場
ウェポンのスキンやチャームを見ることが出来る機能が登場します。お気に入りのスキン、チャームをじっくりと見ることが出来ます。

ゲームプレイ
ラぺリングシステムの更新
スプリントが可能になります。また、建物の角をスムーズに曲がることが出来るようになります。これまでラぺリングし直して移動することがなくなり、より素早い動きを行うことが出来ます。
モーションキャプチャーを利用してリアルなラぺリングを再現しており、プレイヤーにとっても没入感のあるゲーム体験が実現しました。
破壊可能なオブジェクトの追加
消火器
スモーク効果を得ることができます。また、近くにいるとZofiaやElaのかジェットに似たコンカッション効果を受けることになります。
ガスパイプ
撃つと、ガスパイプから勢いよく炎が噴き出します。炎の勢いが最大の出力になると、爆発し、付近のエリアを2,3秒間火の海にします。相手のローテートを遅らせる効果が期待できます。また、ガスパイプを撃ち続けると素早く爆発させることも可能です。
金属探知機
これは銀行のサーバールームに繋がる階段の入口などに設置されており、通過すると音が鳴る既存のオブジェクトですが、破壊可能になります。撃ったり、爆発物で破壊するとそのラウンド中は音が鳴りません。EMP系ガジェットで金属探知機を一時停止させることも可能です。
オーディオのアップデート
オーディオシステムを一新されます。今まで以上に上下左右全ての音が聞こえやすくなります。部屋の環境によって音の伝わり方や聞こえ方が大きく変わります。
実際に先行プレイで体験させていただいた際に感じたのは、敵の位置が本当に分かりやすく、敵のしゃがみ音までしっかりと聞くことが出来ました。シージにおける音は本当に重要な部分であり、今まで以上に気を付けなければならないと感じました。しかし、それを利用する新たな戦術も生まれるかもしれないですね。実際に体験してほしいです。本当にびっくりするくらい音の変化が分かります。
シージの無料化
Siege Xは無料化となります。無料版ではクイックマッチやデュアルフロント、イベントなどプレイすることができます。しかし、無料版はランクとSiege CUPに関してはロックされ、プレイするためには有料版のSiege Xを購入しなければなりません。
無料版では最初に26名のオペレーターが解放され、有料版では50名のオペレーターが解放されています。

Siege X以前にプレイしているベテランプレイヤーに関してはデータは引き継がれることになり、これまで同様にランクやSiege CUPにも参加することができます。また、これまでプレイした年数によってリワードを受けることができます。
・初めてYearに応じて報酬を獲得
・始めた年を表す特別なバッジをプレゼント
・もちろんランク、Siege CUPをプレイ可能
・これまで入手したアイテムも引き継ぎ

コミュニケーションツールの改良
コミュニケーションホイールが追加されます。黄色ピンだけでなく、この場所をブリーチしてほしいやこのエリアはクリアなどといった意思疎通を行うことが出来るようになります。

PICK&BANシステムの変更
これまでは試合の始める前にBANを行っていましたが、これからはラウンドが始まる前にBANを行うことになります。BAN枠は攻防ともに3オペレーターずつ、計6オペレーターをBANすることができます。このシステムはランクとアンランク、Siege Cupに導入される予定です。
マッチの進行度を早めるだけでなく、相手の攻め、守りを見てラウンド間で修正することができます。攻防が入れ替わるとBAN状況はリセットされ、攻撃側は防衛側、防衛側は攻撃側のオペレーターをBANします。
競技シーンでもこのシステムが導入予定です。詳細については5月にブラジルで行われるキックオフイベント「Reload」にて公開されます。

初心者機能の充実化
シージの基礎を学ぶチュートリアルメニューが進化します。ランクまでの道のりがよりスムーズになり、シージの基礎を学びながらもいち早く競技的なプレイまで成長することができるようになるでしょう。
クリアランスレベルについてもアップデートが行われ、レベルアップ時に様々なリワードを手にすることができます。
Esportsメニューの追加
Esportsメニューが追加されます。試合日程だけでなく、大会概要についても掲載される予定です。また、リアルタイムで行われている試合を簡単に確認することができます。