5月24日、Six Invitational 2021 Grand Finalが始まる前に新シーズンの情報が解禁され、デザイナーズノートも公開されました。変更点を見ていきましょう!
新オペレーターや弾痕の廃止、ランクMMRについてなど多くの情報があります。よくチェックしておきましょう!
新オペレーター『THUNDERBIRD』
- 固有アビリティ:コーナステーション
設置したコーナステーションは負傷者およびダウンしたオペレーターのための安全地帯として機能します。デバイスに近づくだけでコーナステーションが自動でオペレーターのHPをブーストしたり、ダウン状態からの蘇生を行います。範囲内に入ることでHPが30回復します。
- メインウェポン、サブウェポン、ガジェット
メインウェポンにはFinkaが使用しているSpear .308とCaveiraが使用しているSPAS-15を所持しています。アサルトライフルまたはショットガンを使い分けることが出来ますね。サブウェポンにはBearing 9とQ-929を所持し、好みによって使い分けてもいいですね!そして、スピードは3と素早くマップ内を駆け回ることができます。
リマップ『ファベーラ』
ファベーラはもともと、破壊を楽しむ新たな体験を提供するべくデザインされたもので、競技プレイを意図したものではありませんでした。破壊可能な外壁は面白い戦略を可能にしますが、完璧にバランスの取れたゲームプレイを提供するものではありませんでした。攻撃側にとっては突入するポイントが豊富にあり、目標を守る防衛側は不利な状況となっていました。
今回の刷新の目標は、ファベーラのゲームプレイが持っていた楽しさを維持しつつ、もっとバランスの取れた、競技性の高いものにすることでした。
ファベーラの屋上にある2つの主要入口はそのまま残っています。「3F メイン階段」、「3F 裏階段」、「3F 包装室」と呼ばれていた場所ですが、名称は「3F 赤い階段」、「3F ダストシュート」、「3F 電子機器室」に変わります。小さなマップサイズ、不規則な屋外、高低差のある構造は以前のままです。メインの建物の基本構造を含め、マップのその他の部分は完全に作り直されているため、以前のファベーラと同じテーマを持った新しいマップのように感じられるはずです。
死亡後のプレーヤーの行動(ゲームプレイ アフターデス)
※ゲームプレイ アフターデスについてはテストサーバーのみの実施になります。
攻撃側オペレーター
- 死亡したプレイヤーは、Twitchを含めた自分のドローンを操作・運転することができます。他のオペレーターのドローンを運転することはできません。
- 通常ドローンには、所有者が死亡するとアンテナが表示され、相手にドローンの所有者が死亡しているのか、生存しているのかがわかるようになりました。
- 監視系ツールやガジェットが利用できます。
- 通常ドローンがインベントリにある状態で死亡した場合は、元の出現位置に出現します。
- Twitchのショックドローンのようなオペレーター能力は、死後は出現しません。
防衛側オペレーター
- EchoとMaestroそしてMozzieは、アフターデスでも能力を制御・行使できます。
- Maestro に関する注意:チームメイトは他の監視系ツールと同様にターレットを回転させることができますが、Maestroは他の防衛オペレーターよりも優先されます。
死亡時の仕様
デスの変更点
- 死亡時の一人称視点死亡アニメーションがスキップできるようになります。また、これまでの死亡リプレイに含まれていたスローモーションと相手のクローズアップを削除しました。この変更はアクションの流れを途絶えないようにするためのものです。
オペレーターアイコン
- プレイヤーが排除されると、死体の代わりに透き通ったオペレーターアイコンが表示されます。アイコンは死体と同じようにラウンドの終了まで表示され続けます。この変更は排除されたプレイヤーを見分け、死体に関連した理不尽な状況を防ぐためのものです。
この変更は競技シーンにも大きく影響してきます。JoyStiCK選手もツイートしていたように従来の死体が残る状況では敵が隠れてしまい、正確な敵の居場所がわからない事象がありました。今回の変更により解決されるでしょう。
弾痕について
もろいオブジェクトにできた弾痕から反対側を見通せないよう修正しました。これにより理不尽な状況の発生を防ぎ、目標排除のために様々な戦術を用いるよう促します。
パンチでの穴に変更はありません。
これによって理不尽な撃ち合いを避けることができ、ストレスなくプレーできると思います。
HPリプレイスメントアーマー
※HPリプレイスメントアーマーについてはテストサーバーのみの実施になります。
- オペレーターアーマーはHPに変換されます。
- アーマー 3 オペレーターは125HP獲得
- アーマー 2 オペレーターは110HP獲得
- アーマー 1 オペレーターは100HP獲得
- Rookのアーマープレートを選択すると、ラウンド終了までオペレーターにHP20が追加されます。
- DocやFinkaは、そのラウンドの間、新しい最大値まで回復します。20HP追加されます。最大値を超える部分は従来通り時間が経つにつれHPが最大値まで減少します。
ライブサーバーに導入されれば、今まで以上にアーマー3などの恩恵が明確になりますね。
近接攻撃によるMiraやMaestro、防弾カメラへの影響
- 近接攻撃でMiraのブラックミラー、Maestroのイーヴィルアイ、防弾カメラのガラスが粉々になります。
- 砕けたガラスは不透明になり、そのデバイスを使いプレーヤーを発見することが不能になります。
- Miraのブラックミラーが砕けると、双方の視界が遮断されます。
- キャニスターが破壊されると、デバイスは床に落ちるかわりに、(視覚的効果で)砕けて爆発します。
- Maestroのイーヴィルアイが粉々になると、透視するためにはデバイスを開かなければなりません。デバイスを開くことでレーザーを発射することは可能です。
スモークの遠隔ガスグレネードの拡散
- Smokeの遠隔ガスグレネードの有毒ガスは、壁、床、天井を通り抜け拡散しません。
- キャニスターを爆発させたときの音を刷新します。
- 効果範囲内にいる間、0.66秒ごとに毒ガスのダメージが15HP増加します。
マズルリワーク
フラッシュハイダー
垂直方向のリコイルの速さと強さを軽減します。
コンペンセイター
水平方向のリコイルの速さと強さを軽減します。
マズルアタッチメントの役割を明確にするために刷新されました。こういった変更により、プレイヤーは使用する武器のニーズに合わせて装備をより細かく調整できるようになりました。
オペレーターの調整
ASH
・ブリーチング弾の数が3から2に減少します。
・R4-Cのリコイルについて:
R4-Cの垂直反動が強化さえ、水平方向の集弾性が一定化し、右側に強く働くように調整。ロングバースト時の反動は12発目ではなく8発目から発生します。
・ブリーチング弾は電気の影響を受けなくなりました。
FINKA
・HPが永続的に付与される仕様に変更(Docのスティムピストルから得るHPと同様)されます。
NØKK
HELプレゼンス・リダクションが有効時の変更です
・近接検知型ガジェットが起動されません。
影響されるガジェット:ElaのGRZMOTマイン、Melusiのバンシー、感知アラーム、心拍センサー
・レーザーベースのガジェットは起動さます。
・Nøkkが立てる音は消えなくなりました。
・誤作動の影響で近接検知に対する耐性が解除され、範囲内のガジェットが起動することもあります。
ZERO
・アーガスカメラのリソース管理方法をショックドローンと同じ方式に変更されます。15秒ごとにショットがリチャージされます。使用回数に制限はなく、1ショットだけ溜めておけます。
MELUSI
・バンシーソニックディフェンスが作動している間、弾丸および近接攻撃によって破壊可能になりました。
・デバイスが敵の足によって作動されます。
VIGIL
・K1Aの垂直反動が増加され、水平方向の集弾性が一定化し、右側に強く働くように調整されます。ロングバースト時の反動は12発目ではなく6発目から発生します。
NØKKについてはテストサーバーのみの実施になります。
ウェポンの調整
BEARING 9 (HIBANA, ECHO, THUNDERBIRD)
リコイルの改善で制御がより容易になります。水平方向の拡散範囲が狭くなります。
SMG-12 (VIGIL, DOKKAEBI, WARDEN)
リコイルの改善で制御がより容易になります。
・最初のショットにおける反動の減少
・垂直方向の反動の減少
・左に行くほど予測しやすく、水平方向の拡散範囲が狭くなる
・長いバースト射撃時のリコイルは12発目から開始(従来は6発目)
プレイ時の快適性
- ディフューザーのインタラクト
・ディフューザーの自動回収を撤廃します。
・回収アクションは他のデバイス同様、手動で行うようになりました。ただしアニメーションは発生せず、一定距離まで近づくと操作指示が表示されます(ディフューザーを見る必要はありません)。
・「放棄」操作のキー割り当てが追加されます。
・タイトルと本文テキストを区別するためにアラビア語と韓国語のフォントを更新します。
・タイ語ローカライズにタイトルとその他のテキストの区別を追加します。
- インターフェース設定の更新
・オプションメニューのインターフェース設定に、チームメイトと対戦相手の名前を非表示にする選択肢を追加しました。インターフェースがシンプルになるため、コンテンツの録画時などに役立ちます。
- オペレーターの統計
「オペレーター」メニューから「詳細と統計」ページを削除しました。今後、統計データはUbisoft Connect(ゲーム内オーバーレイまたはウェブサイト)から閲覧できます。
- スコアボード2.0
・新しいスコアボードでは、新規プレイヤーがマッチのフォーマットや進化に関して多くの情報を得られるようにしました。
・スコアボードにラウンド履歴を追加。新しいアイコンが各ラウンドの状態、マッチポイントの順位、攻撃/防衛の交替状況を示します。ランクマッチとアンランクマッチでは、BANオペレーターも表示されます。
・全てのPvPプレイリストとゲームモードのスコアボードで、ラウンド履歴が表示されます。これは一部の競技トーナメントで使用される時間制限なしの延長戦を含め、どんな長さのマッチにも対応しています。
- マッチリプレイの改善
・リプレイのファイルサイズを削減。
・マッチの記録方法を変更し、巻き戻し用のプレイバックスナップショットを削除。
・マッチリプレイの安定性を改善するため、マッチ中のUIの記録方法を変更。
・アニメーションをよりスムーズにするため、モーション補間機能を追加。
・画面上でF10を使用すると、マッチリプレイ用のショートカットキーが表示される。
・トーナメントのマッチリプレイを有効化。
・コントロールバーのUXを改善。
・ゲームモードが示される画面とラウンド数が示される画面に、マッチIDとリプレイベータラベルが表示されるように変更。
・偵察ツールに対応(キャスターHUD)。
・ スコアボード2.0に対応。
- プレイヤーカード – 偵察ツール
・プレイヤーカードにフィードバックを追加し、オペレーターがいつ偵察ツールを使ったのか分かるようにしました。この情報はキャスターHUDに表示されます。また、排除されたオペレーターがチームメイトの観戦をする際にも表示されます。これによってチームの連携状況や、どう協力し合うべきかが把握しやすくなるはずです。
ゲームの健全性
- 放棄ペナルティの更新
・ペナルティを深刻さに応じて60分、2時間、24時間、48時間に変更。
・放棄ペナルティのクールダウンを7日に延長(以前は48時間)。
・名声ペナルティの継続時間をマッチメイキング制限と同様になるよう調整。
・この更新はランクおよびアンランクにのみ適用されます。
- プレースメントマッチのスクワッドMMR制限
・クワッドメンバーがランク未取得の場合も、プレースメントマッチにスクワッドMMR制限が適用されるよう変更。
・クワッドMMR制限は700MMR。
- マップローテーション
・ランク/アンランクのプレイリスト: 「ファベーラ」はランクおよびアンランクどちらのマップリストにも含まれないため、プレイリストに変化なし
・ニューカマープレイリスト: ニューカマーのマップリストで「海岸線」を「ファベーラ」に入れ替え。爆弾エリアはコインファーム/倉庫とコインファーム/宿舎
オペレーターのピック率と勝率
- 攻撃側
前回よりオペレーターのピック率については大きな変化はありませんでした。ガジェットがスモークグレネードからクレイモアに変更されたACEのピック率は意外と減りませんでした。
- 防衛側
Jagerのピック率が大幅に減少していますね。前回のアップデートでの弱体化が影響していると考えられます。そのほかのオペレーターについてはあまり変化は見られません。前回強化されたTachankaもピック率については変化がありませんでした。
オペレーターバン率
- 攻撃側
Thatcherのバン率は相変わらずトップです。JackalやBlackbeardは少し減少しました。そのほかのオペレーターについてはあまり変化が見られません。
- 防衛側
防衛側については大きな変化は見られませんでした。
公式のデザイナーズノートについてはこちら
前回のアップデート内容はこちら
以上で今回のデザイナーズノートの内容となります。来シーズンも大きな変更がきます。特にランクがついていない場合でもMMR差が±700以内でないとマッチングできないなど知っておかないといけない情報がたくさんあります。しっかりと確認しておきましょう!