こんにちは。今回は、NAリーグ1番乗りでSix Sweden Majorへの出場を決めているSpacestation Gamingを紹介します!
Spacestation Gaming メンバー紹介
前回のメキシコメジャーでは、グループBにて一位通過を決めるものの、グループ予選後のプレイオフ1回戦で最終的には準優勝となるTeam Empireに0-2と敗れてしまいました。
その後、Thinkingnadeがチームからの脱退・競技シーンからの引退を表明し、Stege3よりSkysが新しく加入しました。
NAL 2021 Stage3 戦績
日時 | 対戦相手 | マップ | ラウンドスコア |
9/7 | Mirage | クラブハウス | 7-3 |
9/8 | Soniqs | 海岸線 | 5-7 |
9/15 | Astralis | オレゴン | 7-2 |
9/22 | Oxygen Esports | クラブハウス | 7-5 |
9/29 | TSM | オレゴン | 7-3 |
10/6 | DarkZero Esports | オレゴン | 7-2 |
10/20 | beastcoast | カフェ | 7-1 |
10/21 | XSET | カフェ | 7-5 |
Stage3に入り、ロースターの変更があったにもかかわらず、抜群の安定感と強さは健在です。
7勝1敗でStage3堂々の第1位の成績を収めました。
Stage3でも更なる進化か
古株だったThinkingnadeに代わる形で加入したSkysは打ち合い猛者というよりも
チームの全体の動きをまとめたり、上手く合わせることが持ち味です。
その持ち味はStage3でも十分に発揮されており、まちがいなくSSGの勝因の一つとなっていることでしょう。
チーム全体の総評としては、索敵のサポートを受けてRampy ・Fultzのエントリーから遊撃潰しを行う一方、中間職であるHotancold・Boscoといった面々はそれらのカバーラインとロック射線を敷きつつ、敵防衛ガジェットを破壊、敵拠点へのアプローチで相手を確実にキル・引かせます。ガジェットでのキルは言うまでもなく、要所のロック・詰め・勝負強さに磨きがかかっています。
攻めの基本形はディフューザーの設置に重きを置いたセットプレイを重視しており、相手防衛拠点に対して必要最低限のところまでエリアを制圧し、あとはロックで射線を敷き続けるというリスクをかなり抑えている攻め方に見えます。
敵の情報をとるのが非常に早く、遊撃に対してはイージーキルをとったり、また現地に入れると判断した際の速い攻撃は容易には止められません。
ガジェットを使った攻めはプロチームの中でも随一の上手さを持っており、スタングレネードやインのカンデラを使った要所へのアプローチ、フラググレネードを使ったローリスクでのキル取得には目を見張るものがあります。
新加入のSkysが割職・プラント職に徹し、ドローン回しなどのサポートでチームに貢献しています。
ラウンド終盤・プラント後までドローンが複数残っていることが多く、情報戦においても相手に対してかなり有利をとっていることがうかがえます。
防衛では、遊撃が必要な拠点の場合はヴァルキリー・マエストロといった情報を取得できるオペレーターを積極的にピックしている傾向にあります。
現地以外にも拠点を作り時間を稼ぎつつ、終盤ではコンパクトに人員を配置し、カバーを意識した防衛を敷くことが多いチームとなっています。
Six Sweden Major 2021 試合日程・組み合わせ
Spacestation Gaming はグループDに所属し、Team Empire, FURIA Esports, DAMWON Gamingと対戦します。
初戦は日本時間11月8日(月)22時30分から、FURIA Esportsと戦います。
まとめ
今回はSpacestation Gamingについての紹介でした。
Stage3になってさらに成長したSSGからも目が離せません!
Six Sweden Major 2021のまとめはこちら