【S.I.2022】前回王者NIP、Six Invitational 2連覇なるか?【出場チーム紹介】

Six Invitational 2022開幕まで20日!年に一度の祭典となるSix Invitationalに出場するチームを紹介します。第一弾は昨年王者Ninjas in Pyjamasです。ブラジルの時代を作ったNIPが今大会でも強さを見せ連覇を達成することが出来るのか注目です。
NIPの1年間のデータとともにチームの特徴にも触れつつ、その強さをたっぷりと紹介します。

目次

Ninjas in Pyjamas メンバー紹介

2018年に設立されたNinjas in Pyjamas。現在のメンバーで創設時から所属しているのはKamikazePsychoJulioの3人です。pinoは創設の4か月後に加入し、2019年に1か月だけ控え選手になりましたが、その時期以外は主力選手として活躍しています。Muziは2019年3月に加入しています。約3年同じメンバーで活動し、連携に関してはばっちりですね。

NIPの特徴

  • 攻撃

相手がいないフリーなエリアにどんどん入っていき、相手の行動範囲を制限するような戦い方を見せます。エントリーが速く、自分たちのやりたいことを確実にやってきます。セットプレーではフィジカル(撃ち合い)の強さを発揮して殲滅を目指すことが多いです。

  • 防衛

防衛では遊撃がエリアをキープし、相手の時間やガジェットを削ります。相手が遊撃を無視した場合はエントリーしてくるところを限定しているので対策しやすい守り方をしています。

  • 選手の特徴
引用:SiegeGG

Brasileirão 2021 – Finalsのデータと合わせて紹介します。
プランターや割職を担うのはKamikazeですが、セットプレーにおいては自ら先陣を切って相手を倒すプレーもよく見せます。
アタッカーや遊撃をするのはMuziやPsychoです。Muziはフィジカルの強さも十分で、撃ち合いではほとんど負けません。PyschoはシージIQが非常に高い印象です。
Julioはサポーターとしても非常に優秀です。pinoはフラグなどのガジェットを使い方が上手く、突き上げなどで相手にプレッシャーをかけます。

1年間のデータで見るNIP

  • 成績
大会名順位
Brasileirão 2021 – Stage 15位
Copa Elite Six – Stage 14位
Six Invitational 20211位
Brasileirão 2021 – Stage 23位
Copa Elite Six – Stage 21位
Six Mexico Major 2021ベスト12
Brasileirão 2021 – Stage 35位
Copa Elite Six – Stage 34位
Six Sweden Major 20212位
Brasileirão 2021 – Finals2位

2021シーズンの世界大会は3回中3回と全大会に出場しています。Six Mexico Majorではグループステージ敗退となってしまいましたが、Six Sweden MajorではFaZeに決勝で敗れはしたものの素晴らしい結果を残しています。年間を通してここまで良い記録を残しているのはNIPぐらいです。

  • BAN & WIN RATE
2021シーズン全試合(領事館はStage1,2、銀行はStage3のみ)
MAP勝利敗北合計試合数
山荘538
クラブハウス15520
海岸線9514
銀行527
オレゴン2911
カフェ8311
ヴィラ10717
(領事館)9413

驚くことに1年間を通してオレゴン以外のマップでは勝率50%超えと素晴らしい結果を残しています。一番多くプレイしたのはクラブハウスです。20戦プレイして15勝と勝率も一番良いです。画像見てもわかるように得意なマップはオレゴン以外全部と言えますね。
オレゴンでは勝率18%(11戦2勝)とかなり低い勝率となっています。NIPにとってはオレゴンが苦手なマップでしょう。

次はBANについてです。やはり苦手とするオレゴンはよくBANしています。BO1, BO3ともによくBANしたのは山荘となっています。新しいマップを嫌う傾向です。クラブハウスとカフェに関しては相手に合わせてBANしているイメージです。

  • 各防衛箇所における勝率

山荘:Stage1では防衛勝率が0%だったキッチン/ダイニングですが、Stage3では素晴らしい勝率を持っています。攻撃有利と言われる山荘で全体を通して高い防衛勝率となっています。

クラブハウス:NIPが一番得意とするクラブハウスでは、Stage3前のリワークによってさらに戦術の幅が広がりました。バー/ステージでは71%と高い防衛勝率です。

海岸線:攻撃有利なマップだけあって、Stage1,2では防衛勝率は低いです。しかし、Stage3前のリワークによりペント/劇場を守ることができ、NIPにとってはクラブハウス同様に戦術の幅が広がりました。

銀行:Stage3から競技シーンに入ってきたマップです。攻撃有利なマップなため、全体の防衛勝率は高くありませんが、スタッフ/オフィスの防衛勝率は69%と非常に高い数字です。対戦相手からするとスタッフ/オフィスの崩し方がカギとなるでしょう。

お詫び:オレゴンのデータですが、背景が銀行になっています。申し訳ありません。

オレゴン:苦手と思われるマップだけにオレゴンでの防衛勝率は高くはないです。データを見ればわかるようにNIPの防衛箇所は4つのうち3つだけとなっています。移動ルートが限られるこのマップではNIPがやりたい動きがしにくい印象です。

お詫び:オレゴンのデータですが、背景が銀行になっています。申し訳ありません。

カフェ:全体的に防衛勝率は約5割程度となっています。気になるのはStage3に入ってから2つの防衛箇所の勝率が低くなっていることですね。今大会に向けてどのように対応してくるのか楽しみです。

ヴィラ:Stage1では高かった防衛勝率が徐々に低くなっています。ヴィラの防衛に関しては少し考え直さなければならない部分がありますね。Six Invitationalでの新しい戦術が見れるといいですね。

試合日程

グループステージの概要が発表され次第公開します。

チーム紹介第一弾は前回王者NIPを紹介しました。全地域でトップに立つブラジルでこの1年を通して強さを見せた彼らに注目です。攻守ともに非常にアグレッシブな動きは我々観客を魅了するでしょう。同じメンバーで史上初の2連覇なるか大変楽しみです。

Six Invitational 2022のまとめはこちら
各チーム紹介はこちら

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

3度の飯よりシージが好き♡
皆さんに楽しんでもらえるように記事を書いていきます!!

目次