Six Invitational 2022 出場チーム紹介第18弾はTSMです。Six Invitational 2021ではベスト4に輝いたものの2021シーズンは少し苦しみ、Major出場もメキシコの1度にとどまりました。グローバルポイントではトップ16に入ることは出来ず、Closed予選からの出場に懸けるしかありませんでしたが、Closed予選では圧倒的な強さを見せて出場権を見事獲得しました。
彼らの強さをデータをもとに分析していきます。
TSM メンバー紹介
TSMは2019年にR6S部門を発足させました。当時から所属するのはAchieved, Merc, Beauloの3人です。設立後すぐのSix Major Raleigh 2019でベスト8に輝くと、DreamHack Montreal 2019では優勝を果たしました。その後、2019年11月にメキシコ人プレイヤーであるGeometricsを、2020年6月にはChalaを獲得しました。現在のメンバーでの世界大会出場はSix Invitational 2021とSix Mexico Major 2021の2回となっています。
TSMの強さに迫る
今のメタ的にNAの作戦はなかなか通用しないですが、それを解決できちゃうのがBeauloです。圧倒的なエイム力を兼ね備えており、TSMのエースです。Closed予選ではBeauloに続き高いRatingを出したのはAchievedです。人数不利な状況でも先手を取る動きを見せます。非常にIQの高いプレーが見れます。
Geometricsは主に割職とプランターを担っていながらもKillも取れる優秀なプレイヤーです。
防衛においてMercは遊撃に出ることが多く、相手のガジェットを消費させます。Chalaは現地で籠ることが多いです。最後の砦としてチームを支えています。
TSMの攻撃は主にガジェットを使ってエリアを取っていく戦い方を見せます。エリアを取っていく過程でガジェットが尽きてしまったり人数が削られることがあるため、いかに少ないガジェットの数でエリア獲得をすることが出来るのかカギになりそうです。
データで見るTSM
大会名 | 順位 |
NAL 2021 Stage 1 | 5位 |
Six Invitational 2021 | ベスト4 |
NAL 2021 Stage 2 | 2位 |
Six Mexico Major 2021 | 13位タイ |
NAL 2021 Stage 3 | 5位 |
S.I. 2022 North America: Closed Qualifier | 1位 |
Six Invitational 2021, NAL 2021 Stage2では素晴らしい成績をおさめました。それ以外ではあまりいい成績とは言えず、グローバルポイントでのSix Invitational 2022出場を逃してしまいました。
Stage1ではS.I.2021のために作戦を隠していた可能性があります。Stage3は4位のDZと同ポイントで終えましたが、直接対決の結果が影響し、ベスト4入りを果たすことが出来ませんでした。Stage1、Stage3両方に言えることは下位チームに対して勝ち星を獲得できなかったのが影響したと考えられます。
- WIN RATE
一番多くプレーしたマップはカフェで勝率も80%とかなり高いです。Stage 3から競技シーン入りした銀行も負けなしと素晴らしい成績を残しています。カフェと銀行は得意マップと言ってもいいでしょう。逆に苦手とするマップはこれといってないです。しかし、Stage 3前にリワークが入ったクラブハウスではOXGとMirageに敗戦、海岸線はプレーしていないのが気になります。
- BAN RATE
やはり勝率が高い銀行とカフェの2マップのBAN率は0に近いです。
TSMのマップBANの特徴として各Stageごとに一貫してBANするマップがあります。Satge 1ではクラブハウス、Stage 2では領事館、Stage 3では海岸線を一貫してBANしました。S.I. 2022ではどのようなBAN傾向になるか注目です。
試合日程
TSMはグループCに所属しています。初戦は2月10日3時からFURIAとの一戦です。#TSMWINで応援しましょう!
チーム紹介第18弾はTSMを紹介しました。NAの強豪として復活してくれることを期待しています。