XMOMENTが主催する日本最高位リーグ「Rainbow Six Japan League 2022 Season 2 Playoff Stage 2」が7月30日から31日にかけて新宿住友ビル三角広場にてオフライン開催で行われました。2日間にわたって行われた激闘を振り返っていきましょう!
Day 1 結果
準々決勝
第1試合
CYCLOPS athlete gaming 2-1 Crest Gaming Lst
1st map: オレゴン (7-4 CAG)
2nd map: カフェ (6-8 CGL)
Decider: クラブハウス (8-7 CAG)
1マップ目はCAGのピックマップということもあり7-4と快勝を収めました。2マップ目、3マップ目は歴史に残る大接戦となりました。互いの意地がぶつかり合います。CGLが2マップ目獲得すると、その勢いのままクラブハウスでの攻撃を次々に成功させました。しかし、CAGも攻撃で粘りを見せて延長戦に持ち込みました。これをCAGが競り勝ち、準決勝進出を決めました。
第2試合
REJECT 2-1 FAV gaming
1st map: 銀行 (7-2 FAV)
2nd map: クラブハウス (7-2 RC)
Decider: 国境 (7-3 RC)
FAVが1マップ目を7-2と快勝を収め、この勢いのまま2マップ目も勝利なるかと思われましたが、RCがその勢いをねじ伏せます。RCがクラブハウスで7-2とやり返すと、国境でも7-3と圧倒して勝利しました。RCが準決勝に進出し、年間ポイントでも優位に立ちました。
第3試合
SCARZ 2-0 父ノ背中
1st map: カフェ (7-5 SZ)
2nd map: オレゴン (7-1 SZ)
Decider: クラブハウス
RJOから勝ち上がってきた父ノ背中がSeason 1王者SCARZとの対戦に挑みました。しかし、Season 1王者の壁はすごく高いものでした。SZがピックマップを勝利すると、その勢いは止まることなくオレゴンで7-1と圧倒して試合を終えました。
第4試合
NTH 2-0 FNATIC
1st map: カフェ (8-7 NTH)
2nd map: ヴィラ (7-5 NTH)
Decider: 銀行
第3試合に引き続き、RJOチームがRJLチームに挑む形となりました。RJOを2連覇したNTHの勢いはこのオフラインでも衰えません。カフェでは先にFNCがマッチポイントを獲得しましたが、NTHも粘りを見せて延長戦に持ち込み、そのまま勝利を収めました。2マップ目、FNCが4-2で折り返しますが、NTHが攻撃で4ラウンド連取して逆転に成功。そのまま逃げ切り、ジャイアントキリングを達成しました。
※2マップ目以降はDay 2に順延されました。
Day 2 結果
準決勝
第1試合
SCARZ 2-0 CYCLOPS athlete gaming
1st map: 山荘 (7-2 SZ)
2nd map: オレゴン (7-5 SZ)
Decider: クラブハウス
Season 1の決勝カードが準決勝で激突しました。SZは2連覇へ、CAGはリベンジへ、互いに負けられない1戦でした。そんな試合はSCARZが山荘で圧巻の強さを見せ、7-2と快勝しました。2マップ目、CAGもピックマップということもあり粘りを見せましたが、SZが多種多様な攻めを見せて勝利しました。SCARZが再びCAGに勝利して決勝に進みました。
第2試合
NORTHEPTION 2-0 REJECT
1st map: 山荘 (7-3 NTH)
2nd map: ヴィラ (7-5 NTH)
Decider: オレゴン
FNATICを倒したNORTHEPTIONの勢いは止まらない!1マップ目、2マップ目ともに個人技の高さを軸において戦ったNTHがRCに勝利しました。RJO2連覇し、RJLチームを2度倒し、まだまだ勢いに乗るNTHが決勝に進出しました。
決勝
SCARZ 2-0 NORTHEPTION
1st map: 銀行 (7-3 SZ)
2nd map: クラブハウス (7-3 SZ)
Decider: 山荘
1マップ目、序盤はNTHのペースでしたが、2ラウンド目の作戦タイムで流れを変えると、れっく選手が大暴れ。20キルの大活躍でチームを勝利に導きます!2マップ目でもその勢いは止まらず。SCARZの連携力などすべてにおいて上回り連覇を成し遂げました。おめでとうございます!
試合後インタビュー
Q. 1マップ目の第2ラウンドにおいてTOとは別に作戦タイムを取ったと思うが、そこでは何を話し合ったのか?
A. Pyon選手
自分たち(SCARZ)の攻撃の情報が取られている印象があった。かなりエントリーにおいて前目にあたられ、倒され状況が悪くなった。そのため、エントリーを遅らせて撃ち合いに持ち込み、その撃ち合いで勝てば人数有利を取れる。だから撃ち合っていこうという話をしました。
Q. 連覇でAPAC入替戦出場も見えてきました。Season 3ではどんなSCARZを見せてくれますか?
A. Pyon選手
正直まだ発展途上です。完成度は3~4割ほど。もう一段階上の戦術を身につければ、7割くらいになり、アジアや世界に通用するSCARZを見せられると思います。
まだまだ成長を見せてくれそうなSCARZにわくわくが止まりません!彼らの快進撃に注目です!
暫定年間順位表
3位決定戦は後日行われるため、Playoff終了時点での年間順位表となります。SCARZが独走状態になりました。この勢いのままAPAC入替戦の出場権を手に入れることができるのか?
残留争いにも注目です。FAVとRCが非常に近い位置におり、Season 3はこの2チームによる残留争いが繰り広げらるのではないでしょうか。7位以下のチームの巻き返しにも期待したいです。